写真中央「SPORTS」のプッシュスイッチ。これがAvangrde S Packageへの入り口である。
久々に、題名にもあるMercedesネタを掲載する。
オプションの金額は、60万円也。内容は以下のとおり。
●ダイナミックハンドリングパッケージ(「サスペンション、アクセル、トランスミッションの全てをスポーツドライビングに最適化させる。。。」とカタログはある)
●アバンギャルドS仕様(専用ブレーキキャリパー&ドリルドベンチレーテッドディスク、AMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー・サイド&リアスカート)、AMG6インチツインスポークアルミホイール&ワイドタイヤ、前席スポーツシート、パドルシフト付本革巻3スポークステアリング、専用デザインメーターパネル、ステンレスアクセル&ブレーキペダル)
●本革シート(全席シートヒーター付)
この3点セットが、装備されてくる。
お得かなんだか不明である。しかし、エアコンパネルの上にある、この小さなスイッチを押すと、いきなり、しっかりチューンした族車みたいな走りを味わえる。
アクセルのレスポンスが敏感になり、ミッションは一段高めになる。エンジン音も、ちょいといい音になる(様な気がする)。ついでに燃費も悪くなる(様な気がする)。一般道では、乗り心地は顕著に悪くなり、スイッチを押す気持ちにはなかなかならないが(たまに信号ダッシュで密かに押すくらい)、先般、常磐道で押してみるとロールが一切無くなり、急な車線変更でもボディは常にフラットで安定、正にオンザレール感覚。アクセルを踏み込めば、レッドゾーン手前できっちりシフトアップ。いい仕事をしてくれる。
ブレーキは、初めて試乗したときに「これ昔のカックンブレーキってやつ?」と思うほど、効く。踏み始めの遊びもほとんど無い状態。
外観中心のオプションと思ったが、ドイツ人は中まできっちりいじっていた様である。
うーん、高いか、安いかAvangarde S Package 。