パワーリハ始めました。
「パワーリハ」という言葉をあまりご存知ない方もいらっしゃると思いますが、「パワーリハビリテーション」という、医療用トレーニングマシンの事で、スポーツジムにある単なる筋力強化目的のトレーニングマシンとは全く異なります。
パワーリハの「power」は、力学でいう力、仕事量、仕事率の中の仕事率を示しています。仕事率は、車のエンジンで例えるならば、出力(馬力)のことで、「高齢で歩くのが遅くなった。」などは、人体の出力(パワー)が低下したことによるものです。
パワーリハは一言でいうと、老化により日常生活であまり使わなくなった筋肉や働かなくなった筋肉(不活動筋)を目覚めさせ、出力を高める為のもの、と表現できます。
ですから、パワーリハでは、疲労や苦痛といった事は、絶対に避けなければいけなく、疲れを感じなく、行っていて大変ではない、という事が大前提になります。
フクC-には、「レッグプレス」「ローイング」「トーソフレクション」の3種類のマシンがありますが、この3種類で、イスからの起立や歩行動作や姿勢の安定、改善など、日常生活動作(ADL)を向上させる事ができます。
「全然疲れない。むしろ体が楽になった感じ。」という利用者様もいらっしゃる位、安全なものです。中には、「物足りないからおもりをもっと重くして。」という方もいらっしゃいますが、「筋力訓練ではなく、疲れない動作だから効果があるんですよ。」と説明し、納得頂いております。
疲れないトレーニングである為、多くの利用者様が、「またやりたい。」と仰って下さいます。
利用者様に積極的に活用して頂き、「自立支援」をサポートさせて頂ければと思います。