佛暦2560年 9月10日
早朝はめっきりと涼しくなりました。
日中もまた気温は上がるものの湿度がかなり下がり、時折吹き抜ける風に鳥肌がたつ程の気持ち良さを感じます。
( ˆ ˆ )みんなおはよ。
依然、鳥枯れる淋しい川っぺりですが、低く流れる大きな雲の隙間から……
高い空に流れる雲が彩雲に滲んでいました。
さて、「生ける屍達についての日記帖:Data of the living dead 」です。
日本の漫画家さん達などがよく言われる「キャラが勝手に動く」という事ですが。あれって本当の事だったんですね。
とは言っても作中のキャラクターはあくまでも自分の考えや願望、想像、幻想からなる、妄想の人格には違いありません。
しかし、その妄想の産物が自分の思考よりも先に先にと勝手に動き、思わぬ行動に出ることもしばしばあります。
( ˆ ˆ )これは実際かなり面白い現象であり、とても楽しい現象でもあります。
「我思う、故に我あり」とデカルト先生も申しておりますが、ならばその「思う」ことを認識する「思い」があるのか否か。そして「我」は「思い」を制御できるのか否か。
多分そんなものは有りません。
( ̄  ̄)そしてブッダの教えるヴィッパサナー瞑想の入り口は、その思いを制御する為の訓練なのだと改めて意識した今朝の川っぺりはこれまでに御座います。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝