今月から煽り運転の罰則が大幅に強化され逮捕者もぼちぼち出ている模様です。
しかし、だからと言って急に全ての運転手のモラルが向上する筈もなく、私がよく閲覧するバイク関係のSNSでも相変わらずの水掛け論が続いています。
曰わく、煽るのはよくない。いや、煽られるような運転、煽らせ運転がそもそも悪いんだ。いやいや、みんなもっと譲り合いの心をもとうよ。
と、だいたいこんな感じの意見が多いのですけれども、もちろんどんな理由があっても煽り運転をして良いワケはありませんし、著しく遅いノロノロ運転や、自覚のあるなしに関わらずフラフラした運転もまた良いワケがありません。
で、一見してもっともに聞こえる、みんなもっと譲り合いの心をもとうよ。という意見なのですが、これがどうにも胡散臭い。
まあ、小学生くらいの子供がこんなことを真面目に言うのなら、まだ微笑ましいものですが、既に免許を持って運転しているいい大人の意見としては、ちょっと頂けません。
よく譲り合いの精神などと言いますけれど、実際の公道において本気で譲り合ってしまうと、簡単に交通が麻痺してしまいます。
よく譲り合いの精神などと言いますけれど、実際の公道において本気で譲り合ってしまうと、簡単に交通が麻痺してしまいます。
もしもお互いが譲る気マンマンで一歩も引かなければ、どんな道路でも即座に大渋滞が発生します。
だからまあ結局のところは、譲るか譲られるしかありません。
そもそも本当に本気で安全運転を心掛けている運転手なら、相手に譲ってもらおうなどという甘い期待はハナから持たないものです。
そして自分が譲るべき場面では、迷いなく譲ります。
普段からこうした運転が出来ている人は、みんなもっと譲り合おうよ。などという、どこか他人まかせで、寝ぼけたような事は決して言いませんからね。
普段からこうした運転が出来ている人は、みんなもっと譲り合おうよ。などという、どこか他人まかせで、寝ぼけたような事は決して言いませんからね。
ともあれ今回の厳罰化で危険運転が少しでも減ってくれれば、それはそれで本当にありがたいことだと思うのです。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
230 拝
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