不満と侮蔑と慢心

佛暦2561年　6月14日























　(･ω･)ﾉみんなおはよ。










































　




























　何事にも順番というものがあります。

　しかし、往々にして私たち人間はそれが大いに気に入らなかったりするものであります。

　欲しい！　欲しい！　と、欲に穢れた心にとって、厳然たる順番や煩雑な手順はとても厭わしく、煩わしく。故に安易な手段で気安く望みの結果に手を伸ばす。

　たとえそれが第三者から見れば、れっきとした「ズルい行為」であっても。

　しかし大抵の場合ズルしたところで本当の望みが叶う保証などどこにもない。

　よしんばそれでまんまと目先の望みが叶った場合でも、それがズルした故の結果であれば、本当に望んでいた筈の結果にも満足はなく、納得もなく、安らぎもない。

　そんなズルの結果に得るものは、不満と侮蔑と慢心と、そして絶え間ざる不安のみとなります。

　私は何故かここ最近、公私に渡り何かを他人に教える立場に立つ機会が増えているのですが、順番や手順を踏まずに自分の欲に任せた結果のみを求める人がとても多い、いや……多過ぎるように思うのです。

　だから一応このように言っております。




生きとし生けるものが本当の幸せでありますように。




230 拝



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