先日、古本屋で懐かしい本を見つけました。
「寺崎勉 著/さすらいの野宿ライダーになる本/山海堂 」という一冊です。

この本は昭和59年に16刷にまで増刷を重ねていたようですね。
私も子供の時分に友達から貸してもらって、ずいぶんと深刻な影響を受けた覚えのある、思い出の一冊です。
あれから数十年ぶりの再会を得て、昨夜はベッドの中でこの本を貪り読み、いつの間にかに寝てしまいました。
寝落ちする前に挟み込んでいた栞のページを開いてみると、冬の北海道で著者が死にかけながらも悪戦苦闘しているエピソードまで読んでいたところでした。
そして今朝。
まだまだ序の口ではありますが、ミッシリと確かな質量を感じさせる「冷気」のおかげで四時半頃に目を覚ましました。
室内の温度計に目を向けると、赤い灯油の縁がギリギリ10℃の目盛りに届いていないことを確認。
「よっしゃ! 寒いぜ!」という野宿ライダーの気合いと共に、いつもの川っぺりをさすらう気満々で向かいます(笑)。

昨日の雨を機にハンドルカバー付けたのですが、正解でした(笑)。(マジサミィッス)

佛暦2562年 10月12日



みんな

おはよ。



いつもは私よりも早く御出勤されておられるイーグレットさん達も、今朝はちょっと遅めのお出ましです。



雲の隙間から、ほんの一瞬だけお顔を見せたお天道様でしたけど、すぐにまた雲の向こう側へとお隠れなさいます。

その割に、妙に空は明るくて。

ホンダのウイングマークのような雲の翼が広がっていました。

(いいもん見れたし、さて、帰ろか)と、歩き出した時。

ここ数日、声はすれども姿は見えなかったモズくんが、やっとお出まし下さいました。

このモズくんはすぐにいなくなったのですけれど……どうも、何かが、気になって、気になって……あ。

彩雲でした。



そしてこの彩雲に釣られたかのように。

川鵜軍団参上。

鳶も、参上。


お腹いっぱいさすらって、満足度満点だった今朝の川っぺりでした。


生きとし生けるものが幸せでありますように。

230 拝
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