21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

年金積立金の 巨額損失

2016年01月09日 12時34分08秒 | Weblog
 年金積立金は、全く足りていない。 何もしなくても、2030年頃には底をつく。年金支給額は、大幅に減額されるはずだ。 ムリに年金財政を維持しようと、現役世代への増税や負担金増加が拡大すれば、労働者の国外流出などを招き、財政危機はより深刻化するだろう。

 何をしなくても、年金積立金は全く足りない。 一方で、年金積立金を株式に投資することで、8兆円近い損失を出している。

 当時の説明では、この8兆円の損失は、「短期的なもので、長期的には取り戻せる」ことになっていた。 この8兆円の損失は、今はどうなっているのだろう?


 ドラマに「負けているのは今だけ、すぐに取り戻せる」ってキャラクターが出てきても、彼が負けを取り戻すことはない。



 年金積立金の運用方法を決めるのは政治家で、政治家を選ぶのは有権者だ。 つまり、年金積立金の損失は、有権者の責任であり、「年金制度の廃止」みたいな形で有権者は結果責任を取ることになる。 「自己責任」ってヤツだ。 コツコツの積み立てた資金をどうするのか? 老後の生活をどうするのか? 選挙での投票行動も含め、全ては自己責任である。

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