財政問題の解決策は無数にある。
「だから財政破たんはしない」ってことはない。
むしろ解決策が豊富にあるからこそ、どの対策を採用するかモメる。
結果として、財政破綻する可能性は高いと言える。
第二次世界大戦は敗戦だった。
今から歴史を振り返ってみると、立ち止まり決定的な敗戦に陥る前に取れた対応は多かった。
しかし、結果として、当時の政府はほとんどの対応を取らなかった。そして敗戦に至った。
当時を生きていた人の中にも、敗戦を予感し、食い止めるための手立てを考えていた人は多かった。しかし、彼らは考えていただけで行動に移さなかった。そして「敗戦」となり数百万人が犠牲になった。
イタリアでも、ドイツでも、国内に反政府活動が広がった。連合国が入ってくるまで、中央政府を倒そうとした国民はいなかった。
今でも同じである。政府を変えようとするほどの「大規模なデモ」は起きない。
私も傍観者である。対策を持っていても行動には移さない。結果として国家は破綻するかもしれないが、それでも私は傍観する。
「総評論家時代」ともいわれる。傍観者ばかりが多く、実践者がいない。
思考を重視する朱子学を捨てて、行動を重視する陽明学を取り入れる必要がある。
「だから財政破たんはしない」ってことはない。
むしろ解決策が豊富にあるからこそ、どの対策を採用するかモメる。
結果として、財政破綻する可能性は高いと言える。
第二次世界大戦は敗戦だった。
今から歴史を振り返ってみると、立ち止まり決定的な敗戦に陥る前に取れた対応は多かった。
しかし、結果として、当時の政府はほとんどの対応を取らなかった。そして敗戦に至った。
当時を生きていた人の中にも、敗戦を予感し、食い止めるための手立てを考えていた人は多かった。しかし、彼らは考えていただけで行動に移さなかった。そして「敗戦」となり数百万人が犠牲になった。
イタリアでも、ドイツでも、国内に反政府活動が広がった。連合国が入ってくるまで、中央政府を倒そうとした国民はいなかった。
今でも同じである。政府を変えようとするほどの「大規模なデモ」は起きない。
私も傍観者である。対策を持っていても行動には移さない。結果として国家は破綻するかもしれないが、それでも私は傍観する。
「総評論家時代」ともいわれる。傍観者ばかりが多く、実践者がいない。
思考を重視する朱子学を捨てて、行動を重視する陽明学を取り入れる必要がある。
共済年金を受け取る立場の役人=公務員が、共済年金と厚生年金の一元化制度設計をすべてをやっている。当然、厚生年金受給者より、公務員に有利なシステムになるだろう。
社会保険庁や厚生労働省などの行政官庁が、年金財源をほしいままに費消し、客足がないのは分かりきっている辺鄙な土地に豪華な保養施設を造ったり、天下りの受け皿として意味のない特殊法人を林立させたりして、年金財源を無駄遣いしたグリーンピア事件も、法案を作る際に、役人が、「年金積み立て金で、施設することができる」という条文を何食わぬ顔で、滑り込ませたことで可能になったという。報道によると、今回、役人が作っている厚生年金と共済年金を統合する年金制度の一元化案にも、グリーピア事件と同じような、小細工がされようとしているという。役人にしか法案を作れないのなら、国会に出す前に、第三者の法の専門家に点検してもらい、抜け道を潰して欲しい。失敗は二度とご免だ!
公務員が無駄遣いをしているのであれば、それは政治家の予算管理の問題だ。公務員に責任はない。
問題の根源は選挙のたびに適切に投票権を行使してこなかった国民にある。
まず国民が責任のある投票行動をとることで正しい政治家を選ぶ。そしてただしい政治家が適切な予算管理を行うことで公務員の暴走を止める。ってのが正しい手順だ。
間違った政治家が予算管理をしている状態では、公務員を非難しても問題の解決にはつながらない。もし、公務員を監視するために「第三者委員会」を設置したとしても、その第三者委員会を監視するために「第四者委員会」が必要になるだけだ。
国民一人一人が、それぞれの生活を見直し、選挙・政治との向き合い方を見つめ直す必要がある。