21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

植生土嚢、、、

2006年04月25日 19時11分46秒 | Weblog
 実際に沙漠を牧草地にする植生土嚢を、直ぐにでも量産できるような企業は今の所無いと思う。日本で路肩を整備する為に使われている様な物は、日本の気候に適している。
 なんで、『吉野家』はアメリカ産牛肉にこだわるのだろう。日本の真横では、植生土嚢で大牧草地に生まれ変わる様な土地が眠っている。中国の農家が生産している分だけには輸出に足りないのは分かっているが、現地でリスクを取って牧場経営に乗り出すことは無いのだろうか? 自分達で牛を育てれば、お好みお肉を取ることが出来るし、またどっかで狂牛病/口蹄疫が出る心配をする必要も無い。
 あとは、ユニクロ(ファーストリテイリング)が、自社生産のメリノやカシミヤ、アンゴラ、キャメル、、、、に乗り出すのかどうかだね。と言っても、小売業/デザイン問題が解決できなければ、そんな余裕も生まれてきませんか。。

 残念ながら、植生土嚢を最先端の灌漑設備と組み合わせて、「超高級フルーツ」やワインを作る為に、転用するのは難しいみたい。まず、NZ/Aus/Alzでの増産が効いてきて、ワインは世界生産量が、消費量を大幅に上回り始めている。いくら味の良い物を創っても、採算性は期待できない。 次に高級フルーツ。まぁ基本的に法律上、日本から苗木を持ち出せないので、現実化は不可能だ。日本農業家は、海外の農家が自分達の研究結果を元に、よりやすい価格でより安い商品を売り出すことを恐れている。まずは、日本国内で「農業法人」が勢力を伸ばし、その企業が生産拠点を海外に移し始めることでも起きる必要がある。 専業/兼業の個人農家で、今さら土地を整理して、発展途上国に移民したいと考えている人にあったことは無い。
発展途上国の方では、政府が大農場主の土地を整理し始めているようだし、海外の状況も決して、移民に適していない。中国東北部はどうかな????

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