元ネタは 小野清彦『世界でいちばんおいしいお菓子』 の「レモン風味のハートクッキー」なのだが、ハート型に抜かなかったし 香りがアニスシードとレモンの組み合わせというのが珍しい(この本が出版された1996年当時)ので、このブログのタイトルを「レモンアニスクッキー」にした。
クッキーの土台はバターと薄力粉の他に卵黄なのが特徴で、卵白や牛乳が入らないのでサクサクホロホロの食感になる。
アニスシードはホールしか手持ちがなかったのでミルで挽いて、レモンは皮をすりおろした。ええ、以前 解いた レモンのお題 は頭をひねったけれど、瓶入りのレモン果汁を使うのより格段に美味しいので気に入って、レモンを買ってしまったのだ。
自分で挽いたのでアニスは多少大きい粒が混じったし レモンの皮も粗挽きだったので、食べたときちょっと口に残るのだが、わたしはそれも気に入った。焼けたあとなま温かいうちに粉砂糖をまぶすレシピなのだが、これがサクサクホロホロの食感とよく合う。
レモンとアニスの組み合わせ、とてもよいです。食感と香りのコントラストが完成されたものを感じる。気に入りました!また作ろう。
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