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19日の日曜日に、かねてから子供と約束していた、ぐんま昆虫の森 に行ってきた。
で、わたしのブログをいつも見てくれている人は分かると思うが、
写真が小さい!
ええ、シャッターチャンスがいっぱいありそうだと思っていたにもかかわらず、
カメラを持っていくのを忘れました。 ああ、がっかり。
ケータイで撮った写真だ。
上の写真はまだしも、ほかのはピンボケだったりする、ご勘弁くださいまし。
上の写真は見てのとおり、気球。
開園5周年記念スペシャルイベントで、
「熱気球に乗って、上空から昆虫の森を見てみよう!」 というタイトルなんだそうだ。
5周年なので、全部で5回、最後の一回は来年1月16日なんだとか。
紐でつながっていて、約20mくらい上がるらしい。
せっかくの機会なので、乗った。
前の人たちが降りてから乗るのか、と思いきや、ちがうんです!
乗ってから降りる。
そうしないとプカプカ浮いてしまうから!! おっもしろ~い!
冬の方が燃料が少なくてよいらしい。
外気が冷えているので、暖める温度が低めでも浮力が充分得られるから。 へぇ~!
冬は田んぼの水もないし、そういわれてみればそのような気もするが、
気球のシーズンは冬なんだそうだ。
スーッと、あっという間に気球は空に上った。
下を見下ろすと…、ひぇ~、おっかない
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外気に触れている。 そこまでは遊園地と同じだけれど、
遊園地はちゃんと体を固定する。
気球は、固定してません! 心許ない。
あれで移動する人は、ずいぶん勇気があるんだなぁ。
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ぐんま昆虫の森といえば、安藤忠雄設計のシンボル的ドーム、昆虫観察館本館がメインだ。
ガラスの温室が目玉で、チョウの舞い飛ぶ亜熱帯の環境を再現している。
昆虫ふれあい温室、という。
(↑注意: ぐんま昆虫の森のHPはスクロールしないとコンテンツが見つからない。)
その温室のチョウの目玉が、オオゴマダラ。
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ピンボケですみません。 画像検索をかけたらこんなかんじ。
大きくて、ゆっくり、ふわぁっと舞い飛び、すぅーっと滑空する。
実に見栄えがする。
これがたくさん温室にいて、もう夢ごこち。 すごく気に入った。
オオゴマダラは蛹がまたきれい。 ピカピカと金属光沢があるのだ。
これをクリスマスツリーに飾っていた。
羽化したのもいて、翅を伸ばしている様子がまたすてきな飾りのよう。
オオゴマダラをたくさん飼育しているところだけができる、スペシャルな企画だ。
もちろん、他にもチョウは何種類かいる。
その中のこれ! 初めて本物を見たぜい!! 大喜びした。
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子供のころ図鑑を見て一発で気に入った、イシガキチョウ。
岩の割れ目に擬態しているとか。
ほら擬態する昆虫って、子供心にもキャッチーじゃない。
それもだいたいは葉とか木の幹とかなのに、
ひらひらと綺麗なイメージのチョウが岩の割れ目に擬態。
その意外性がたまらん。
本物を見ることができて、嬉しいですぅ。
これはシロオビアゲハ。
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ダメだね、こんな写真じゃ。
ちゃんと植物をチェックする時間がなかったのだが、
チョウが蜜を吸いにくるような花をつける植物を、いっぱい植えていた。
温室のほかにも、たくさんの小さめの水槽にそれぞれ虫が飼育されている。
ゲンゴロウがちょーかわいかった!
あと、いました、これが!
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アカスジキンカメムシの幼虫。
不完全変態のクセに、成虫と幼虫の柄がぜんっぜん違うんだ。
入園すると園内のパンフレットのほかに、今日のお題をいただく。
クイズラリーと書いてあった。
園内を回り、それらをこなして昆虫観察館の別館に行くと、
すてきな図書室の一番奥にスタッフの方が待っている。
丁寧に説明しながら、赤鉛筆で丸付けをしてくれる。
そして、最後にどれか好きなカードを選ばしてもらえる。
ああ楽しかった!
虫好きにはたまらない所であった。 またぜひ行きたい。
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そうそう、なぜ子供がどうしても行きたかったのか、というと、
夏休みの虫の絵作品展に子供の絵が選ばれて、展示されているからだ。
そして、矢島稔 『 チョウとガのふしぎな世界 』 をしばらく前に読んで、感動したから。
ちなみに、矢島稔氏は、ぐんま昆虫の森の園長さん。
ちょっと面倒、なんて思っていたが、行ってみればとっても楽しかった。
虫だけではない。
園のいちばん登ったところに、かやぶき民家が建っている。
そこでけんちん汁をいただいた。 おにぎりは握っていって、いい感じのお昼になったよ。
そして、昔のおもちゃが縁側にいっぱい並べてある。
羽子板、けん玉、独楽、びゅんびゅんゴマ、メンコ、等。 竹馬もあった。
虫と絵を見に来たんじゃなかったっけ? と思いつつ、
お腹いっぱい、腹ごなしに運動もして、それから気球も乗って、楽しめた。
レストランがないのがちょっと困るかもしれないが、
事前にどこかコンビニで仕入れていけば問題ないし、
思いもかけない、子供連れで遊べるスポットだった。
ぜったい、また行きます!!
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