80ばあちゃんの戯言(2)

聞いてほしくて(つづき)

お願い

2015-01-12 18:09:58 | 最近の出来事
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

と、今頃書くのもどうかと思いますが、PCの具合がとっても悪く、何か書けば、

途中で消えてしまったりで、ストレスがたまりにたまってしまい、なかなか、でき

ませんんでした。

本当に申し訳ありませんでした。 m(__)m




昨年 暮にちょっと触れましたように、皆様のお力、お知恵をお借りしたくて、

ずうっと悩んでおりました。

と、申しますのも、お若い皆様方には、スカイプでしたか、いくらでも、他の

方々とつながることができる手段があるそうですが、私のような老人や子供さん

の中には、そういうことが容易にできない方々もたくさんおられると思いますし、

多くの方々が、寂しさに耐えておられるのではないかと思えるのです。

もしどなたかと電話で、お話ができれば、それだけで、幾分かの寂しさがまぎれて、

元気になられるかたがたも多いのではないかと思います。

昔、茅ヶ崎市に住んでいた頃、民生委員をしていたことがありましたが、ある

おばあちゃまが、おみ足が悪くてなかなか歩けないし、息子さんも、心臓が悪くて

なんとか、少しでも、おばあちゃまが楽に歩けるようにと、毎日のように、お宅へ

お邪魔して、歩く練習のお手伝いをしていたことがあったのですが、そんなある日

の夕方、そこへ電話がかかりました。

おばあちゃんが、"多分あの坊やだ”と、言われたのです。

それは、家に帰っても、共働きで、誰もいない家の中で寂しさを紛らわすために

電話をあてづっぽうで掛け、誰か出たら、お話すると言うことでした。



また、 あるとき、私が、ふれあいの丘という地区センターへ行こうとしていた時

に、途中の大きな石に、しょんぼりと坐っておられたおばあちゃんを見つけました。

"どうかされましたか?"と、声をかけると、

"じいちゃんが亡くなって、、田舎から出て来いと、息子に言われて出てきたが、

 息子も嫁さんも、仕事に出かけてしまうので、自分一人になり、

 マンシヨンの中は、ただ、白い壁に囲まれていて、味気ない。 で、外へ出て

 みたが、西も 東もわからないので、坐り込んでいたということでしたが、その

 ときには、ふれあいの丘地区センターで ちょうどいいお相手が見つかったので、

 よかったのですが、おうちで、お年寄りが大事にされすぎて、 危ないからと、

 家からも出られず、おともだちとも、つながれず、寂しさから、ボケが始まる

 というようなことも、まま、あるようです。

 この所二日続きで、おさびしい老人とお会いしました。

 お二人とも、お年寄りばかりの住むマンシヨンというか 住んでおられる環境

 はすばらしいところのようでしたが、お部屋に閉じこもって周りのどなたとも

 話をしていないようで、

 お一人目のおばあちゃまは お昼を仕掛けてきたから、自分の家に来て一緒

 に食事を取ってと、何回も言われました。

  結局二時間以上、お話相手を勤めさせていただきましたが、後半年で90歳と

 いうその方のお宅へもし伺って、何かあったときに、84歳の私がちゃんと対応

 できるか、自信がありませんでしたし、今のようなおかしな時代、うっかり

 伺って、何かあったときに、初対面で、家に御邪魔してお昼をご一緒するという

 ことに抵抗があり、どう考えても、伺うことはできませんでした。

 後で、友達から電話があって、そのはなしをしましたら、友達は、ある老婦人から、

 どこそこのお店がおいしいからと何回も誘われていったとか。その後、その方

 が病院へ入院されたので、いろいろ面倒を見させられ、大変だったということでした。

 私が翌日お会いした方も、同じような状態でしたし、また、もし、ご家族がご一緒でも、

”行ってらっしゃい、お帰りなさい”しか言葉が、使われていないとしたら、それもまた、

さびしいことには違いありません。

 これは一人暮らしの老人に限らず、地方から出てきたりしておられるお若い方たちだって同

 じことが言えるでしょう。

  また、元気で外へ出かけられる方々は、見知らぬ方とだってお話しようとすればできること

 がありますが、歩けなくなったら、寝たきりになることになってしまい、お淋しいことに

 なってしまいます。

 たとえ寝たきりになっても、電話でなら、お話ができ、元気になれるということもあると思います。
 
また、小学生のみならず、中学生や高校生、あるいは大学生矢、社会人の中には、引きこもり


になられる方もあるようですが、誰でもいいから話を聞いて もらえたら  ちゃんと社会的に

適応できるようになる方々もあるのではないかと思えるのですが、

もし、知らない方とでも、、こういう話なら、対応できるという登録をされている方がたと

 有料であったり、お金がない方には無料で、一定の時間お話ができるとしたら、引きこもりや


ストレスからくるいろいろな病気や、いじめなどもある程度、防げるのではないかとさえ思います。

もし、電話で、どなたかに、話を聞いてもらえたら、元気になれる方は多いといえるのですが、

ただ、問題はいろいろあると思います。たとえば、何かの犯罪に巻き込まれては大変ですし、

電話をかけられていい時間帯と、困る時間帯があること、どのくらいの時間なら、そのために

使えるかということも大事でしょうし、費用の点で、お金が出せなくても電話

ができたり、お金はいくらまでなら、出せるとか、いろいろのケースがあると思います。


いろいろと難しい問題がたくさんあることはわかっておりますが、それでも、できたらどんなに

いいかとも思えませんか? 

そんな話はできない。だめだということは簡単ではありますが、それでは、何も進展はしないのです。

皆さんのお知恵をお待ちしております。