80ばあちゃんの戯言(2)

聞いてほしくて(つづき)

詐欺電話(?)

2017-01-23 17:15:15 | 最近の出来事
このところ詐欺かもしれない電話がちょいちょい


かかるので、いやになりました。



ごく最近のはなしでは、息子の名前でかかったり、



郵便局から、美術せんたーと言うところから木造の



観音様が届いていますが、注文しましたかと電話が



ありました、警察の方から詐欺だから届いたら電話


するように指示されているようでした。

友達に知らせておこうと電話したら、其処へは

頼んでもいないお薬が届いて5万円だと言われて、

郵便局へ返したそうです。

開けていなかったので良かったと言うことでした。

或るところでは、観音様の次は古靴があったら取りに行く

と言われたとかで、まだとりにきていないからどういう

展開になるのか、わからない・・・と。

一昨日は国税庁と言われて直ぐ、きりました。

昨日はご町内で皆さんに評判のいいなんとかですと言うので、

危ないと思って電話をきりました。

今日から留守電にしておきましたが電話がかかってきたのですが、

出ないで様子をみていたら、友達でしたっけ。



らららクラシック

2017-01-18 07:37:34 | 最近の出来事
“らららクラシック”と言う番組がNHK テレビE テレで放映されている

ことをご存知の方も多いことかと思いますが、私は昨年2回ばかり録画して拝

見したのですが、すばらしい番組でした。心が癒されたような気がしました。

ところが、せっかく録画したのに、うっかり消してしまったのです。

次回は1月19日(木)10時25分から10時55分です。

何百年も前に世紀の天才音楽家達が書いてくれた曲を現代の天才たちが弾いて

くれるのですから、悪いわけはないのかもしれませんが、、、、。

私は孫にも弾いてもらいたくて今朝メールを送りましたが、そこでふと思った

のは、私はここ何十年もピアノを弾いていませんし指も動かないだけでなく、

もう、ドレミファソラシドさえ、どのように弾くのかも忘れているのですが、

もう一度ピアノを調律してもらって、何か昔幼稚園で弾いた曲からでも弾ける

ように練習しようかと思いました。指が硬いのですが、ゆっくりでも自分が聞

くだけならいいかと思ったのです。今年は大好きな囲碁を打つことが一日

もできなくなりました。その代わりにピアノにしてみようかと、すぐに弾ける

わけはないのですが、何とかゆっくりと人生の残りの時間を出来るだけ楽しむ

ために努力をしようかと考え始めたのです。

このところ毎日老人を苦しめる嫌な電話に悩まされています。

二三日前、郵便局から美術センターと言うところから、木像の観音様が届いて

いますが、発注していますかと言う電話を頂きました。多分警察からのご注

意があって、そういう電話をいただけたのかと思って有難うございますと言っ

たのですが、国宝級の仏像なら欲しいけど、そんな大金は持っていないし、誰

が作ったかわからない木像はごみにしかならないので要らないのです。

ご主人をなくされた友達に電話してみましたら、頼んでいないのに、5万円の

健康食品というか薬品が届き、郵便局に電話して、引き取ってもらったが開け

てしまったら払わなければならなかったかもと、中はごつごつした石のような

ものが入っている感じだったとか。

戸塚の方では、木像の次があって、古靴を取っておいてくれと電話があったそ

うです。どのような展開になるのでしょうか怖いです。

この前も一緒に住んでいる息子だと名乗る男から電話がありました。声が違う

と言ったら、風邪引いたといわれましたが、すぐ切りました。これからは留守

電にしておこうと思っているのですが、今までのやり方が身についているので、

反射的に電話を取ってしまうのです。掛かってきた番号が解るようにしておく

のもいいかと思っています。昨日はご町内の方々に喜んで頂いているなんとか

屋《聞き取れず》ですが、、、と女性の声で電話があり、怖いのですぐ切りまし

た。老人を馬鹿にしてひどい目に合わすのはやめて下さい。そういう方にいい

人生は送れません。天罰があることでしょう。











阪神淡路大震災の思い出

2017-01-17 12:20:12 | 最近の出来事
1995年午前5時46分、阪神淡路大震災が起きました。

私は、その頃はもう横浜に戻ってきていましたが夫は北京駐在で

家に居たのは、私一人でした。すでに目が覚めていたので、揺れ

出したはじめからはっきりと覚えています。横浜でも相当揺れま

したので、すぐ起きて、テレビをつけました。震源地は何処なの

か、被害を受けられている方を知りたいと言うことのほかに、

私には気になっているとても大事なことがありました。

それは私の考案した家具の耐震性でした。家事机を考案した時から、

私は地震が起きた時にどうしたら家具が倒れないですむかを考えて

いました。

其処には本当にいろいろの問題がありました。家々の天井までの高さが

本当にまちまちであることと、一見、きれいに仕上がっている天井の壁、

それが、びっくりするほど、いい加減に作られていたのです。

高額をとる建築会社でそれでした。

何箇所も天井高を計ると、ところどころ何センチか飛び出しているのです。

私達は当然天井の壁は平らににきれいに作られていると思い込んでいます

から、いくらみても綺麗で平らに出来ているように見えるのですが、それ

を計測してみると本当に綺麗に作られていないことが多いのです。また、

床もそうでした。

私は新築のおうちを建てられるときにご注文をいただいて家中の家具を作ら

せて頂くいことが多かったのですが、平らに作られているはずの床が本当は

平らではなく、床にゴルフボールを置くと自然に転がる傾斜がついている

お宅さえありました。

そうなると、家具の扉をきちんと平衡を保ったところで作っていても、現場

へ持っていくと、家具の金具が左右づれているようにしか見えないのです。

ひどい大工さんになると、柱の長さが、1800mの長さであるはずのところ

が反対側は1850mにもなっていましたっけ。

阪神淡路に起こった大震災だとを知ってから、私の家事机をご結婚前に知られて、

わざわざ、私の家迄おいでになって、すっかり気に入ってお嫁入り先の神戸に

お届けさせて頂いていた方があったので、其処へ電話を差し上げましたが、


何度も電話しても、お留守でした。あきらめかけた時に電話がつながりました。


あの日、ご主人様は出張で奥様は私のお届けした家具の前にお布団を敷いて寝て

おられたそうですが、地震の後、家を出て避難所に向かわれたのだとか、あわてて、

帰ってこられたご主人が家の中に入られると、どの部屋も家具が倒れ扉が開き、

中のものが散乱していたので、これはもう奥さんは駄目かと思われて奥様の寝て

おられたお部屋に入ったら、家具の扉は開かず、お部屋はきれいになっていたので

奥様は助かったのだなと安心して、避難所を探されたということで、あの家具のお蔭

で命拾いをしたととても喜んでくださったのです。


私は嬉しくてそのことをその頃作ってもらっていた家具会社の社長に電話したのですが、

社長は全く私が地震対策に行っていたことは何も知らないのに、其処へ電話して、

自分が考えたものが命を救ったと宣伝し、静岡の家具組合で、やり方を講演し、

静岡のテレビにも出たと言うのです。わたしの名前は言わなかったと言うことで、

全部自分がやっても折られないことを自分の手柄にしてしまったのでした。

其処から来たたくさんの注文があったそうですが、東京埼玉横浜の三軒の家の分だ

け置く場所の事など問題があったので、自分達の手に負えず、其処だけはと、わたし

に言ってきたそうなのです。

びっくりしました。私は従業員のSさんに質問しました。社長は何も知らないし、やって

もいないのに、なんて講演したのですかと聞いたところ、何だかゴムをつめたとか何とか

言っていましたと言う返事でした。

れはどう考えても大泥棒の話です。でも、そんなことで訴えている暇はありませんでした。

訴えれば、なんだかんだと時間をとられるのです。

それとは別に、その会社とは家事机を12本作ってお互いに売っていこう。売れるまで

その会社の倉庫で家事机を預かるから半分づつお金を出し合うと言うことで合意して

いたのですが、その会社ではお店がありますので、家事机は大分売れているようでした。

私の方は特注家具ですので、本当に他の関係者がびっくりするほど、絶えずご注文があり

ましたが、家事机は一軒のお宅にに大抵一本で、まれにはお机としても使っていただけ

ましたが、そう売れるものではなかったのですが、其れでも、わたしが気づいていたのは、

家事机の金具が私の方の注文が入るたびに見ると、毎回違ったいたことなのです。

金具は一個づつ択ぶものではないのです。何本か作る度にどんな金具が必要かということで、

まとめて発注するものです。だから、明らかにわたしには言わず作り続けていると思って

いましたが、私は忙しくて、何もいうことができなかったのです。しかも勝手にお裁縫箱の

中身を変えてしまっていたのです。

私はお裁縫箱の用途の引き出しは、中にしきりのない、大きなは鋏などを入れるためのもの

更に細かい針刺しとか指貫とか、様ざまな細かいものを入れてきちんと整理できるようにした、

区切りを取り外し可能にしてつけていました。

その引き出しを開けると、お裁縫に必要名小物が三段に入れられてあり、それを左右にスライド

させるだけで、何でも簡単に取れ、出したところへ入れれば、片付ける手間も要らないように

作っていたのが、そのわたしの工夫を勝手に変えて二段でしかもスライドするようには作られて

いませんでした。

取っ手も子供さんが転んでぶつかったとしても怪我の少ないようにと思って選んでいたのですが、

それも安っぽいものにかえられていました。


最後に、夫がそろそろ辞めてくれないかといったときには、私は6本残っている計算で

したので、家で使っているものも新しい物に変えようと思い、欲しいけれど買えないといって

おられた方々に二本差しあげたり、その残りを引き取りました。自分の責任以上払っていましたが、

ところが、配達に来たMさんはそんな事情も何も知らず、社長は自分が勝手に作った文までわたしに

払わせようとしたのです。自分の悪いことは何も言わなかったのでしょう。奥さんも何も知らされて

いないのに、残り全部を引きとらなかったひどい人だとこぼしたと言うので、運んできた何も知らない

Mさんが何も本当のことを知らないくせに、私のことをののしりました。ひどい人たちでした。

大うそつきの社長に今もって腹がたっています。



阪神淡路大震災、福島、隈本、何処の方々もお辛かったことでしょう。わたしもできるだけのことは


したいと思いましたし、寄付もいたしましたが、あの時には、私の家にこらえた方にお見舞金として

些少ながら一万円を包んだことがありましたが、どうも、詐欺ではなかったかと後で思えることが

ありました。

このごろは老人目当ての振込めさぎも多く、わたしなど、狙われすぎと思うくらいいろいろなことが

起こっています。お互いに気をつけましょうね。