NHKテレビよりの抜粋
八嶋さん
”お魚でああやって、照り焼きみたいにしてあったりすると、
なんとなく、良質の蛋白質をとってると思われるんですけれど。”
中條アナ
”其のあたりを詳しく伺ってまいりましょう。栄養と健康
の関係にお詳しい人間総合科学大学教授 熊谷修さんに伺って
いきましょう。”
八嶋さん
゛これまで、栄養失調というと、ガリガリになって、立てなくて、
お腹がポッコリ出ている、今の現代の日本では一切関係ない
気がするんですけれど?”
熊谷先生
”これがね、隠れ栄養失調って言うんですけど、とても見過ごされて
いるんですが、非常に増え始めているんです。今まで気づかれて
いなかったんですが、きちんと目配りするようになって、よくよく
調べて見ると、いづれの年齢層でも増えているといった・・・・。”
八嶋さん
”いづれの年齢層でもと聞くとね・・・。”
大和田さん
”先ほど、渡邊さんの場合動物性たんぱく質が足りなくてということ
でしたが、蛋白質ってそんなに大事なんですか?”
熊谷先生
”人間の身体はたんぱく質で成り立っていると思った方がいい。
ですから重要な栄養素をないがしろにして、食事を組立てていくと
とてつもないリスクを背負うことになってしまう。”
八嶋さん
”僕不勉強で、アルブミンって言葉を始めて聴いたんですけれど、
これが、栄養失調になる目安なんですね?”
熊谷先生
”アルブミン値は身体の栄養状態を示す最良の指標だと思います。”
中條アナ
”それがこちらの50歳代以上の方の血液1デシリットルにつき
4、3 グラム アルブミンがあれば 安心
4.2から3.9グラム だと要注意
3.8以下だと栄養失調 ということです。”
熊谷先生
”渡邊さんの場合2,8でしたから、非常に深刻な状態で、私達
も、いろいろ経験がありますが、とても危険な状態でした。
中條アナ
”渡邊さんのように一見してバランスの良い食事をしていて、体格
も含めて栄養が取れていると思えるけど、2.8という数値が
でた・・・。”
熊谷先生
是が中々悩ましいんですが、特に女性は体型とたんぱく質栄養の
水準は関係しないデータがきちっと出ていて、体型で判断するのは
危険。”
大和田さん
”アルブミンの値が低いと病気とかになる可能性が膨らんでいくん
ですか?”
熊谷先生
”まづ、蛋白質が不足すると、血管が弱ってくるので、それによる
循環器系の病気ですとか心臓病とか、脳卒中、後は、外からのばい菌
に弱い身体になって感染症になりやすくなる。
元々アルブミンというのは、病気を見つけるための項目というよりは、
病気によって身体の栄養状態が悪くなっていないかという、そういう
付帯の項目という要素が強かったんです。”
アルブミン値は血液検査でわかります。(人間ドックや健康診断など)
自治体によっては健康診断に組まれているところもあります。
八嶋さん
”渡邊さん、おそらくご主人もおそらく同じ物を食べておられていた
と思うんですが?”
熊谷先生
”こういう食事の偏りとかたんぱく質の不足が長続きすると、最初に
表れるのが、女性に対しての影響なんです。何故かと言いますと、
女性は男性よりも骨と筋肉が少ないので、たんぱく質の低下による影響
を受けやすく、特に閉経期を迎えた女性葉、其の取り組みは非常に重要
なんです。”
中條アナ
”だから、渡邊さんのご主人も一回アルブミン値を検査されるといい
ですよね。
(つづく)
八嶋さん
”お魚でああやって、照り焼きみたいにしてあったりすると、
なんとなく、良質の蛋白質をとってると思われるんですけれど。”
中條アナ
”其のあたりを詳しく伺ってまいりましょう。栄養と健康
の関係にお詳しい人間総合科学大学教授 熊谷修さんに伺って
いきましょう。”
八嶋さん
゛これまで、栄養失調というと、ガリガリになって、立てなくて、
お腹がポッコリ出ている、今の現代の日本では一切関係ない
気がするんですけれど?”
熊谷先生
”これがね、隠れ栄養失調って言うんですけど、とても見過ごされて
いるんですが、非常に増え始めているんです。今まで気づかれて
いなかったんですが、きちんと目配りするようになって、よくよく
調べて見ると、いづれの年齢層でも増えているといった・・・・。”
八嶋さん
”いづれの年齢層でもと聞くとね・・・。”
大和田さん
”先ほど、渡邊さんの場合動物性たんぱく質が足りなくてということ
でしたが、蛋白質ってそんなに大事なんですか?”
熊谷先生
”人間の身体はたんぱく質で成り立っていると思った方がいい。
ですから重要な栄養素をないがしろにして、食事を組立てていくと
とてつもないリスクを背負うことになってしまう。”
八嶋さん
”僕不勉強で、アルブミンって言葉を始めて聴いたんですけれど、
これが、栄養失調になる目安なんですね?”
熊谷先生
”アルブミン値は身体の栄養状態を示す最良の指標だと思います。”
中條アナ
”それがこちらの50歳代以上の方の血液1デシリットルにつき
4、3 グラム アルブミンがあれば 安心
4.2から3.9グラム だと要注意
3.8以下だと栄養失調 ということです。”
熊谷先生
”渡邊さんの場合2,8でしたから、非常に深刻な状態で、私達
も、いろいろ経験がありますが、とても危険な状態でした。
中條アナ
”渡邊さんのように一見してバランスの良い食事をしていて、体格
も含めて栄養が取れていると思えるけど、2.8という数値が
でた・・・。”
熊谷先生
是が中々悩ましいんですが、特に女性は体型とたんぱく質栄養の
水準は関係しないデータがきちっと出ていて、体型で判断するのは
危険。”
大和田さん
”アルブミンの値が低いと病気とかになる可能性が膨らんでいくん
ですか?”
熊谷先生
”まづ、蛋白質が不足すると、血管が弱ってくるので、それによる
循環器系の病気ですとか心臓病とか、脳卒中、後は、外からのばい菌
に弱い身体になって感染症になりやすくなる。
元々アルブミンというのは、病気を見つけるための項目というよりは、
病気によって身体の栄養状態が悪くなっていないかという、そういう
付帯の項目という要素が強かったんです。”
アルブミン値は血液検査でわかります。(人間ドックや健康診断など)
自治体によっては健康診断に組まれているところもあります。
八嶋さん
”渡邊さん、おそらくご主人もおそらく同じ物を食べておられていた
と思うんですが?”
熊谷先生
”こういう食事の偏りとかたんぱく質の不足が長続きすると、最初に
表れるのが、女性に対しての影響なんです。何故かと言いますと、
女性は男性よりも骨と筋肉が少ないので、たんぱく質の低下による影響
を受けやすく、特に閉経期を迎えた女性葉、其の取り組みは非常に重要
なんです。”
中條アナ
”だから、渡邊さんのご主人も一回アルブミン値を検査されるといい
ですよね。
(つづく)