ふくらく通信

東北人が記す、東北の良さや震災の事、日々のなんだりかんだり。
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仙台うなぎ売りの景~いろは横丁~

2018-07-20 22:44:30 | ゆるゆる歩き:町や通り

夏の土用の丑の日、今年は文月二十日が一の丑。

葉月の初日は二の丑。

 

さて、うなぎの匂いで思い浮かぶ景色。

仙台の一番町商店街の中にある、いろは横丁の思い出。

 

 

先代が店に立っていた数年前まで、稲毛屋はうなぎをさばいて串焼きを売っていた。

今は、娘さんが鳥料理で店を継いでいるが、うなぎは先代でお終い。

 

写真は、2013年の様子。

先代の頃は、時々、山鳥の羽が店先に飾ってあって、目を引いたものだった。

 

さらに、この店から奥の斜め向かい辺りに、うなぎの名店がある。

 

戦前は一番町4丁目にあったという明ぼ乃。

空襲にあい、戦後は今のいろは横丁に店を出す。

 

 

昔から井戸があるいろは横丁。

明ぼ乃では、今もその地下水を、うなぎのいけすに使っているという。