セル枠と言われるプラスチックメガネに使われる材料の多くは
「セルロースアセテート」と言って綿花由来の樹脂。
先日倉庫整理をしていたら出てきた珍しい材料が。。。
厳密に言えば「貼り合わせ」と言ってベースの厚めの材料に
薄い材料を溶剤で人工的に貼り合わせています。
薄い材料を張った方に反りやすい性質があります。
見事な半円に。ここまでヒドイのはなかなかお目にかかれません。笑
メガネの材料として再び使うには2mくらいの熱プレス機で
プレスして平らにしないと材料としては使えません。
90年以上前に色開発されたという「4桁」品番の材料。
今では「6桁」品番が通常なのでいかに珍しいかが分かります。
私も初めて見たシール。
吸収合併された会社の材料名だそうです。
こちらはこの材料を貼り合わせた際に出てきたブツブツ。
溶剤を塗って熱プレスしますのでプレス圧に
耐えかねて押しつぶされた材料がこのように
ブツブツのなって出てきます。面白いですね。
横から
横から2
世の中でほとんど大衆の目に触れることがない材料たち
だったので嬉しくて発信してしました。