日本を元気に!日本のモノづくりを紹介する藤巻百貨店
今回は、ネット界の百貨店「藤巻百貨店」とのお話を紹介します。 2014/03/16の記事をリライト
- 会員登録者数は現在約10万人
- メルマガ購読者数10万人
- 公式Facebookも“24万いいね!を突破。
本物志向のミドル世代から感性豊かな若い世代まで
幅広い層の方々からご愛顧をいただいております。
2016年には初のリアルショップとなる銀座店をオープン。
- WEBとリアルショップをシームレスにつなぐ、
藤巻百貨店公式アプリも好評です。
と巨大なWEB上の百貨店だとイメージしてもらえると分かりやすい。
藤巻百貨店さんの1周年記念パーティー
藤巻百貨店様が2013年にオープンしてから1年経った記念パーティーに行ったよ。
故・藤巻幸大さんが監修するネットショップです。
Facebookで14万人の「いいね!」押してもらてるマンモスショップです。
売上も・・・ 喉まで出かかってますが NGということで(すいません)
コンセプトは日本製の藤巻さんがセレクトしたこだわった製品ばかり。
そして「取引会社は取引でなく取扱会社だ」と皆で共存していこうという姿勢は共感。
藤巻百貨店さんのものづくりへの想い
写真は1周年記念で撮った藤巻さん、世界的なカバンデザイナー由利さん、革細工職人のYUHAKUさん
藤巻百貨店様には鯖江耳かき、鯖江靴べら鯖江カフス、鯖江ピンズなど眼鏡の材料・技術を使った商品を扱っていただいています。
また鯖江の眼鏡パーツ加工仲間の商材も扱って頂いております。
鯖江の仲間「鯖江ギフト組」
メガネの製造技術で新しい分野にチャレンジする。その前向きな精神が良いです。
それにしてもこのデザインセンス、良いですね。
漆器や焼物でもどんどん新しいモノにチャレンジしてもらいたい。伝統を継承するには常に前進していかないと、ただ伝統も守るだけではやがて衰退して行ってしまうかもしれません。
分かって頂ける方がいる。
僕たち地方の産地は何もしないと衰退してしまう。
どの産地も抱えている問題でアジアからの安い製品にシェアを奪われ続けている。
職人に十分に給料が払えない産業も多く、当然十分な給料も払えないから後継者もいない。
職人の寿退社が現実にありえます。
扶養家族を養っていける給料がもらえないから職人を諦める。
地方産地はあらゆる可能性を試し常にチャレンジしていかないと衰退しかありません。
まだチャレンジできる体力があるうちにミチを作っとかないと。。。手遅れに。
仕事が減れば雇用、税金収入も減る、出稼ぎで人口も減るかもしれない。。
地方行政は死活問題なのです。
どうやれば人を呼べるか、地方でも面白いことができるんだと発信していきます!
僕に多大な影響を与えてくれた藤巻幸大さん。ありがとう。
藤巻さんとの出会い
2012年のroomsという展示会で取り巻きをたくさん連れて来られて
「お!おにいちゃん~ がんばってる?目がいいね~!」
「このミミカキ 鯖江で作ってるの?羽鳥がミミカキ好きだから 紹介しとくよ!」
と声をかけてくれました。
当時、僕は藤巻さんがこんな有名な方って知らなくて
団体で行動されていたので、どこかのお偉いさんなのかな~と思っていました。
ある金曜日の朝にモーニングバードで藤巻さんが出てて
「あ!藤巻さんっ!」て言ったのを覚えている。
名刺を頂いていたので、連絡して【鯖江ミミカキ】が藤巻百貨店さんに採用された。
それから藤巻百貨店さんの1周年記念パーティーに参加しました。
由利さんと藤巻さんとのやり取りを見てるだけしかできなかった自分。
いつか一緒にお酒が飲める時まで頑張らないと!と誓った時でした。
藤巻さんの想い
その時に藤巻さんが話されていたこと
「日本には素晴らしい技術や伝統がある。良いものを伝えていくことが僕の役目」
その話しを聞いて僕(製造者)は良いものを作っていこうと。
世の中には値段だけでなく、価値のあるものには高いお金を払ってでも本物が欲しい、
分かって頂ける人がいるんだと気づいた瞬間でした。
僕の目標であり僕たちの活動は間違いでなかったと教えてくれた尊敬する存在。
ぼくは絶対忘れない、今は鯖江のにーちゃんとしか覚えて頂いていないから
いつか、あのときあった熊本です。と胸はってお礼に行けるまで。。。
藤巻さんが「マグロと一緒で僕は止まると死んじゃう」っと
冗談でおっしゃってたみたいに僕も止まらずに突き進みたいと誓いました。
ほんとうにありがとうございました。
今日一日は藤巻さんとの思い出とともに語らい、明日から近づけるように頑張ります。