佐賀県は有田焼の発展に力を入れている。
伝統工芸の地域対策でも先端をいっている。
その佐賀県と有田焼の職人と福井の職人が交流をした。
場所は違えど悩みや問題は共通することが多かった。
特に印象に残ったことは、材料が多少違えど
道具、工程はどの産地もほぼ同じということ。
この事は簡単にいえば独自性がなく、
値段勝負になって産地の足を引っ張り合っていることとなる。
ましてや対アジアなのに日本同士争っている場合ではない。
しかもモノが溢れているのでどれだけ安くても
必要でないものは買わないのである。
どれだけ職人の手作りで手間がかかって
丹精込めていてもいらないものはいらないのである。
目を引き、職人も注目され、世の中にないモノを作る。
そうしてアンテナを伸ばしておく必要があるかなと思いました。