4月に「福井ロビー」という異業種交流会を行ったんだけど、それに参加した職人と話しをした。
そこで参加したことで「人脈が広がり新たな仕事の可能性が広がった」と聞き嬉しかった。
でも僕たちは「きっかけ」を作っただけなんで、結局は当事者の熱量が高いんだと思う。
すごくフットワーク軽いし新しい事にチャレンジするんだという精神がすごい。
それとやっぱり頑張っている人には応援したくなる。
逆にネガティブな話しや、こちらのお願いを一回断られると次回声掛けづらい。
なんでも受ければ良いってわけではないんだけど、「なんとかしましょう!」って
気持ちで応えてもらえると やっぱり次も声かけてしまうだなーって思う。
僕もあいつなら何とかしてくれるから話ししてみるかっって思ってもらえるように
頑張ります!
【7人の侍・国指定の7つの福井伝統工芸】
6人が揃い 残すは「若狭漆器」のみとなりました。
職人の飯の種は自分で作ったものを自分で販売するというスタイルになっている。
具体的には百貨店の催事に呼ばれて店頭に立つという。
その間は工場が止まるから大量生産はできないし
どうしても1点ものの高価なものを直販することで利益を確保している。
当然生産に拘束されるし、販売にも拘束される。
世の中には日本の良いものを欲しいという人もいる。
そんな人にこんな素晴らしい伝統や技術があることを伝えていけたらと思う。
東京のお客様を訪問して感じたこと。
それは日本の伝統工芸に皆さん興味があるという事。
産地のいると当たり前になっていてスゴい技術があってもスゴいと感じない。
僕は県外の人間だから客観的に見れるという視点があって良かった。
東京の方に話すと是非紹介して欲しいとのこと。
そういう情報を探して展示会を巡っているんだと。
でもなかなか巡りあえないんだという。
僕が感じていた製造業はどうしても発信が苦手。
僕と同志で微力ながら発信していきたい。
日本にはこんな素晴らしい技術があるということを。
余計なお世話かもしれないが、今がその時期だと感じる。
なくしてはいけない。日本の素晴らしい伝統を。
僕の尊敬する人や仲間の為にも伝えていきたい。