<前回からの続き> 園内にはまだまだたくさんの花が咲いていた。
この2,3日の陽気でやっと蕾をほころばせたシラネアオイ
キクザキイチゲは青花と白花が咲いている
カンスゲ
林床にはエンレイソウとシロバナエンレイソウ
ヒトリシズカやニリンソウも咲いている。
林を抜けると道のわきにはにょきっと芽を出したばかりのマムシグサ
日当たりのよい斜面にはエチゴルリソウなどが咲いている。
フキノトウや土筆も群れになって春の日差しを浴びている。
水辺にはホクリクネコノメソウが群落を作っていた。
ミズバショウとザゼンソウ
ユリワサビ
サワオグルマ
コシノチャルメルソウ
園内に咲く山野草は653種、樹木は169種にのぼるという。園の関係者の話では2週間でほとんどの草花が
入れ替わり園内は一変するという。
木の花もたくさん咲きだしていた。ツツジ科の低木、イワナシは可愛らしいピンクの花を咲かせていた。
ナニワズはジンチョウゲ科の低木。別名エゾナツボウズ、樹皮の丈夫なことからオニシバリなどがある。
今回初めて見たアラゲヒョウタンボクはスイカズラ科でツクバネウツギにも似ている。
オオバクロモジ
オオカメノキ
雪国植物園にふさわしい名を冠したユキツバキ
ヤブツバキとの違いは、蕊が根元から黄色でばらついていることらしい
これはコブシではなく、タムシバ。花はそっくりで見分けにくいが、違いは蕾のうちから葉が一枚出ていること。
マルバマンサク
池のほとりではネコヤナギが、優しい春の風に吹かれていた。
この辺で。