野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

春の妖精ーギフチョウ

2018-04-18 05:59:04 | ハイキング

 梅で始まった春も、小下沢のハナネコノメ、城山のカタクリ、ソメイヨシノ、更には

野川の枝垂れ桜、奥多摩の一角に咲くイワウチワ、奥武蔵のアカヤシオ、そして

高尾山のタカオスミレとどんどんとステージが進んできた。

関東でもわずかに残されたギフチョウを訪ねたら、私的には今年の春の仕上げとなる

 

 

 この日は風もなく、晴れあがった絶好のギフチョウ日和の日。さっそく東京近郊の

里山の雰囲気の残る場所までやってきた。

 ヒトリシズカが咲いている

 

 

 シュンランはやや終わり頃か

 

 ヤブレガサも見られる

 

 菫も数種咲いている。

 

 これはキランソウ

 

 木の花も少しずつ咲きだしていた。ウグイスカグラ

 

ミツバツツジ

 

 ヤマツツジ

 

 山に分け入ってすぐに、むき出しになった木の根に止まっているギフチョウを見つけた

 

 

 ギフチョウの雌雄判別は私にとっては難しい。♂は毛深いとか、翅の先が

とがっているとかいうのだが、どうも見分けがつかない。

 

 今年は春の進みが早いようで、4月上旬にしてはたくさんのギフチョウが飛び交っていた。

 

 ほんとは飛んでいる写真や吸蜜している写真、交尾している写真などが

撮りたかったのだが……

 

  この日はそんな幸運にはめぐり合うことが出来なかったが、

 まぁ出会えたそれだけでもましというものだ

 

  数分飛び続け、縄張り争いを繰り広げ、疲れると枯葉の上で一休み

 

 

  今年も元気に飛んでいる姿を見られたら、もう何も言うことがない。

 

  短いがこの辺で。