野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

久しぶりに谷津干潟へ

2018-10-22 06:54:05 | 探鳥

 先日テレビを見ていたら、極小の釣り具でタナゴを50年間釣って来たという

ご老人がこう話していた。この釣りをしていると、時間をすっかり忘れてしま

うんです。それが何にも代えられず楽しいんですと……。

 

  そうか多くを求めるのではなく一つのことに執着することが大切なのだ。

 まだ見ぬ土地を探し求めうろつくのではなく、また今まで経験したことのない

事を一度はしたいものだとあくせくと死ぬまで追い続ける…… そんな事には

意味がないのだと。

 

 最近、変化を求めるのではなく決まり切ったルーティンを深めていくことに、

人生の意義はあるのだと思えるようになってきた。 さだまさしの歌に

人生の贈り物」というのがあるが幸せは遠くに追い求めるのもではなく、

足元にあることに気づくことなのだ。

 他に望むものは何もない そう他に望むものは何もない。

 

 谷津干潟は東京湾の最奥に残された干潟で、1993年にラムサール条約

指定された。シギチの越冬地、中継地として名高い。

 谷津バラ園の傍らを通り抜けると干潟が見えてくる。

 

 対岸に見えるのが谷津干潟自然観察センター

 

 看板がある。上の黄緑色の部分が大体現在の場所

 

 足指が黄色いのでこれはコサギ

 

 

 ダイサギとアオサギ

 

 うん?これはうれしい。セイタカシギのようだ。

 

 群れは5羽だが、警戒心が強いのか、交代で目を開けて

周囲を警戒している。

 

 

 網の上にはカワウとアオサギ

 

 羽を乾かしているカワウ

 

 

 日本で一番大きなサギ、アオサギ

 

 

 

 

 カモメに似ているが、くちばしの先端が赤いのでウミネコのようだ

 

 

 もう少しシギやチドリが見られると期待してきたのだが、見られるのはお馴染みの

鳥さんたちだけ。飛んでいる姿でも撮ってみよう。

        

 

 

 

 

 

 

 ちょっとワイドな画面を4つ

 

 

 

 

 

  対岸まで渡って観察センターに寄ってみた。

センターの中からはこんな風に干潟が見える。

         

 

 足元にはアカミミガメ

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

 

 茜さす干潟

 

 

 この辺で。