ゴールデンウイーク中は遠くに出かけることもなかったが、最終日のこどもの日は
天気の良さにつられて深大寺まで出かけてきた。ただあまりの人出の多さに心が折れて
本園には入らず、比較的静かな周辺の水生植物園や多様性センターなどを見学した。
植物多様性センターは平成24年4月に開園し、今年で5年目。
あまり知られていない施設なので来園者は少ない。研究施設でもあるので入園料はとらない。
消された文字はなんだろう。
「ペットは入れません」の看板。
足元には最近よく見かける帰化種のアカバナユウゲショウ
路上に白い花が沢山落ちていた。頭上を見上げるとハクウンボクが咲いている。
これはクロバナロウバイ。ロウバイ科の低木で北アメリカ原産、甘い匂いを放っていた。
園内唯一の建物、情報館内には今咲いている植物の名前が表示されている。
武蔵野ゾーンにはおなじみの花が多い。
ホタルカズラ
ノイバラ
フタリシズカも花穂を白くしている。
水辺にはアヤメとカキツバタ
カキツバタは暑い日差しにぐったりしていた。
池の中に 珍しい花が咲いていた。ヒルムシロという花らしい。ミズバショウの白い苞をなくしたらこんな感じになるのか。
ウツギの仲間にしては大きな花を咲かす、バイカウツギ
マユミの花
最近野山ではほとんど見られなくなったジャケツイバラ。マメ科の花で蛇結茨とかく。私の近くでは
高尾山で5月下旬ごろセッコクの咲く時期に見ることができる。
どういうわけか、ここでは花の時期が少し早いようだ。浅間山公園ではまだ蕾だった
コゴメウツギももう咲いていた。
ムサシノキスゲ
はるか頭上にはむくろじの実、もちろんこれは去年できた実だ。
そして春の日差しを浴びて輝いていた楓の若葉
今日はこの辺で。