年越しから正月にかけては7連休。鳥を見に出かけては一日休み
再び鳥を見に出かけるという一週間を過ごした。鳥見に出ない日は
最低限のお勤めを済ました後は一日中テレビと読書でごろごろしていた。
そして一日おきに近場に出かけて鳥を探すという、実に単調なつまりは
探鳥な日々を幸せにも過ごすことができた。そんな日々も今日で終わり
明日からはいよいよ仕事だ、こんな毎日にも飽きてしまったのだし、
しょうがないそろそろ気分転換に仕事でもしてやるか!
12月から撮りため冬鳥たちを見てもらうとしよう。
まずは多摩川の河原で見たルリビタキ、多分♀。
薄暗いところでひっそりと餌を探していた。
うん?
あれっ!消えたと思ったら
見事に餌を銜えて再び登場。
ムクロジの樹の上にとまっているのはカワラヒワ
遠くの流れの中にいるのはホオジロガモ
今年はまだ3羽しか来ていないようだ。
それぞれに潜っては小魚を探している
手前には♀、奥には♂がいる
ちょっと変な形をした黒い頭部と頬の大きな白斑が特徴で
ホオジロガモの名の由来となっている
やっ、魚を捕まえたようだ。
こちらは♀、頬に白斑はない
すぐ近くでカワラヒワが珍客を眺めていた。
去年は10羽近い群れだったが、今年はどうしたものか今のところ3羽だけだ
じっと見ていたらいつものようによってガン見されたので
この辺で退散するとしよう。
所変わって荒川。水辺で寛いでいるのはユリカモメ
そこに野鳥に餌を与える良くないおじさんが通りかかった。あっという間に
ユリカモメたちが大集合
お食事タイムが終わり、あぁ美味しかったと再び水面へ
ドラム缶の上にも
このユリカモメは実は伊勢物語の都鳥だったという説があるようだ、
「名にし負はばいざこと問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」の歌が有名なあの鳥だ。
ユリカモメは内陸部にも多く見られ、海のない埼玉県でもふつうにみられる稀なカモメ。
正面顔
この日、対岸には富士山がよく見えていた。
この辺で。