ベトナム・ホーチミン市で生きる。ふも・ふもまろの足音 buoc chan cua Fumomaro.

ふもまろのひび
Moi ngay cua Fumomaro.
ベトナム・ホーチミンシティの下町から

しんじること

2011年02月10日 23時10分49秒 | ベトナム生活
みなさん、こんばんは。
ふもまろです。

信じること。ある記事か本で、「中国でビジネスに成功した人は、中国人を信じ、
ビジネスに失敗した人は、中国人を信じられない」と言う。

これは、ベトナムにも同じことが言えます。
私は会社勤めですので、ビジネスとは言えないかもしれませんが、
私はベトナム人を信じて、仕事をやってきました。

今までに色々な人と出会いましたが、何かと上手く言っていない方に限り、言い訳が聞こえてきます。
そのたびに、日本人を信じられなくなることもあります。

ベトナムでのビジネスは、ベトナム人が主役だと思うんです。
だから、ベトナム人に頑張ってもらいたい。

以前、製造業で工場長を任されたとき、
190名のスタッフがやる気なさそうにしていたので、作業の途中で集め、「ここはベトナム。あなた方の国です。だからベトナム人のあなたが頑張らないと、国は発展しません。」そう私はスタッフに伝えました。

その会社とは、今でも良いお付き合いをさせて頂き、時々その会社を訪れて掲示物をみると、自分がやってきたことが、そのまま継続され、間違ってはいなかったのだと感じます。でも、間違うときだってあります。もちろん。

しかし物事を始めるときに考えることは、どんな人でも簡単に理解でき、継続して作業を続けさせること、
聞かれたらすぐに答えること、困っていたら答えを伝えるのではなく。答えを見つけさせるように仕向けること。
それが繰り返されると、お互いに理解しあうことができ、互いに成長し、品質・安全へ繋がっていきます。

でも一番の基本は、仕事は辛いものですので、できる限り仕事を楽しくしたい、させたいです。

以上、今日はここまでにします。
それでは、また。
ふもまろでした。











日本がうしなったもの。

2011年02月10日 00時27分44秒 | ベトナム生活
みなさん、こんばんは。
ふもまろです。

しばらく更新していなかったので、今晩は連続で投稿してみます。

私も含め、ベトナムを好きになる人、なった人が共通に言うこと、

「ベトナムに来ると、懐かしい気がします。」

ベトナムに来て、4年半になって、ようやくその答えが分かりました。

日本がうしなったもの、それは家族です。

日本では、今は核家族がほとんどかと思いますが、ベトナムでは拡大家族。

ベトナム、特に南部は村の各家族には、塀がなく、隣人とも自由に行き来が出来、交流も盛んです。

そのようなこともあり、悪いこともありますが、人を大切にする心が日本人よりも強い感じがします。

でもそれは、日本人が失ってしまったものかもしれません。現在の日本は、人をまず疑いの色眼鏡でみるようになり、

大変嫌な時代になったように感じます。でも地方に行くと、私の両親の世代の人たちと交流すると、人の温かみを感じるんです。

日本帰国までに時間がありますので、ベトナム、そして母国日本を語りたいと考えています。

それでは、また。
ふもまろでした。