久し振りの弓道。

真っ直ぐ大きく引いて、でも久し振りできついから、かえって真ん中でしか離れなかった。

寒さで手の内が効かないので、時々前方に抜けたが、それは仕方ない。
しっかり真ん中で伸び合って離れさえすれば、それで正しい稽古。
たくさんは引けないけど、しっかり引けて楽しかった。

何が楽しいか?

自分の身体を思い通りに動かし、思い通りの結果を得る、楽しさ。
そのくらい長い時間、思いを込めて弓を引いてきたのだと、再確認。

そして、まだまだ、未知の部分もあるのだと気付いている自分がいて、
そこに邁進できるかどうか、不安な自分もいて。
自分だけならともかく、周りに惑わされず、純粋に弓が引けるとは思えない環境。
そんなもの苦にならないと、言い切れない自分の弱さ。

苦しい思いをしながら、大好きな弓道を続けることができるだろうか?