東尋坊(チーム151Aと愉快な仲間たち)第3話

3回説明したのですが、100kmを自分の足で走ったと、家人にまだ信じて貰えない直太朗です、家では普通に動いてるように見えるからか？


さて、今回はウルトラの準備について。
当たり前のことかもしれませんが、備忘録として。



1.実際の持ち物
2.丈夫な足腰と心肺
3.丈夫な内臓
4.クリアな頭
5.折れない心
6.レース後のケア



1.ウエストポーチと荷物預け
○ウォークマンは使わず。
○お金…使わず。お守りにあると安心。
○飲み物は飲み慣れたスポドリを350mlボトルで、追加の中身を粉末で持っていく。後半はこれとコーラと水で凌ぐ(￣Д￣；；
○痛み止めの薬もお守り。81kmで1つ飲むが、何がどう痛くて飲んだのか？ただの気休め。
○胃腸薬…チュアブル、飲むとスッキリ！預けた予備を含め4錠噛みしめて効果的。
○着替え＆デオドラントシート…気分転換にgood
○日焼け止め…中間で1度塗り直し。それだけでは足りず焼けました(笑)
○リップクリーム私は必須。
○喘息の薬…使わなかった＼(^o^)／
エイドが充実していたので飲み食べには困りませんが、食べられなくなった時のため、慣れたアミノ酸やビタミン剤、ミネラルなどあると安心。



2.丈夫な足腰と心肺機能…今回故障が一番怖かった。
身体の軸を整えると、呼吸をしやすくなるし、足腰を支えることができると考え、体幹トレーニングと筋トレ＆ストレッチ。
力まず無駄なく体重移動で走るのが理想。

後は走り込みしかないと思いますが、もし故障の不安があるなら、テーピングや、機能性タイツ、シューズなど良いもの合うものを迷わず使うこと。
今回は、怪我予防も考えて、膝と腰にテーピング。



3.内臓は、鍛えられるのか？
私は内臓が丈夫だと思っていましたが、間違いだった(^_^;)
50kmくらいから、固形物はフルーツやゼリーしか欲しくない。
70km過ぎたら、水分さえ胃から落ちていない(爆)
念のため持っていった胃薬がなかったらもっとキツい目にあっかも((T_T))

あと、エイドで座ると胃腸も休まることを知りました。
走りながら食べるって有り得ない！と胃腸に怒られた気がします(笑)

練習としては、走らなくてもいいから、5～7時間、路上生活をしておく。



4.クリアな頭とは、皮算用はしないこと。
ポジティブスプリットで大まかなタイムだけ計算しておく。

今回は、
スタート～50kmは7分30秒/km、
50～80kmは8分/km、
80km～103kmは9分/kmで、計算通りなら17時22分ゴールですが、何があるかわからないし遅れていくだろうから、最終目標を19時とし、90分余裕があると考えました。

一応、前半50kmは歩かないと決めていました。
逆に、ハーフやフルが短く感じられ、イケる気になってしまうかと思ったら、速すぎる、マズイって抑えて、その分エイドを楽しみました。

50km～80kmは、疲れが溜まるけど、速さより、息が弾みすぎないよう、心拍を上げすぎないようにだけ考えて。

80km～100kmは、全身に疲労が溜まりますが、とにかく一歩ずつ前に進むだけ。



5.いかにレースを楽しむか？
いかに身体の変化を楽しむか？
走るのが嫌になったり、飽きたりしたら、足が止まり、リタイヤしたいと思うのかも。
100km走らないと感じられない辛さも楽しむ気持ち…辛いけど。
特にゆりの里公園からの10kmは身体の辛さが気持ちにも影響していて、とにかくキツかったです((T_T))


ゴール後の楽しみを思い描いたり、誰がいるかなと仲間の顔を思ってにやにやしたり、完走しなかったら、3日後後悔してないか？など考えてみたりしていましたが、そのうちただ吐き気のことしか考えられなくなっていました。



5.レース後のケア、これが終わらないとレースも終わらない。
お風呂でマッサージ、リラックス、湿布など。
疲労回復と日焼け対策にビタミン類、筋肉の回復にプロテイン。
内臓には、ヤクルトやヨーグルト。
水分をたくさん。
お肌の手入れもして。
そして翌日の体調は、筋肉痛が辛い順に、脹ら脛、膕、足裏、ハム、肋間と横隔膜。
内臓は胃腸と肝臓、たぶん腎臓も弱り気味。
一日家でのんびり過ごしたらかなり回復。
後は、深呼吸して寝ます。


出走者数
時間内完走者数
完走率
103Kmの部 212名 157名 74%
52Kmの部 93名 90名 97%
合計 305名 247名 81%
※当日の最高気温：21℃
最低気温：11℃
天気：晴れ
公式タイム:13時間27分19秒(総合77位、女子10位)


これで東尋坊レポおしまい＼(^o^)／
ありがとうございましたm(__)m