なるはやにっき

日記のような…?

ラー!リベンジ、野菜炒め

2008年01月26日 | 作る話
先日、ラーがいきなり「今日私が野菜炒め作ったろ」と言い出しました。
なんだかその時やる気になったらしいのです。夕食の買い出しがまだだったので。とりあえず、キャベツやらモヤシやら買ってきました。
いっぱい私がよこから口をはさんでますが、ラーはやり遂げ、家族分を作り上げました。
調味の時に「味見もしてや」と言うと、「したない」と言うので、
「そんなんでは美味しいもんは作れへんで。」と言うとアッツイのをふうふうして味見していました。熱いのがイヤだったのか。

そして出来たのがこれ。優しいお味でほーんとにとてもおいしかったです。
見た目もきれいでしょ。感心しました。ラーも自信がついたみたい。



実は今回の野菜炒め、ラーが作るのは3度目。
2度目は学校の調理実習で作りました。
教科書に書かれていた<野菜炒めの作り方>を見てみたら、炒める物はキャベツ人参ピーマンなど本当に野菜だけで、味付けは塩とコショウだけなんです。
これは、ほんとに本当の野菜炒めだわ!
せっかく期待して実習するんだからもうちょっと美味しくなるように、野菜+プラスベーコンも入れたらどう?と話したり、調味料も醤油と酒等持たせました。
実習のあった日帰ってきたラーに出来ばえを聞いてみたら、「うん、うまく出来た。」と言ってました。
調理実習では自分も分だけ作って食べるらしく、本人だけの感想しか聞けないので残念。これが2度目。

ラーが初めて野菜炒めを作ったのは、調理実習の前日
夕方私が帰宅すると、なにやらものすごい油の焦げる臭いが家中にしていたので、台所に入って行くと、「明日の練習」をやったんだそうです。
もう食べた後で何にもなくなってましたが、臭いで見当がつきました。
ラー「すっごくまずかった!!」って言ってました。
その時お兄ちゃんにもあげたそうで、その時の様子をラーは言ってました。

ラー「お皿によそって…」
ラー「はいって渡して、まだお兄ちゃんか食べる前に、どう?ってきいたら」
ラー「お兄ちゃん、『まずいと思うし…』っていうねん」
ラー「で、こう…もぐもぐ食べてな、どう?って聞いたらな…」
ラー「『まずい…』やてっ!

自分で食べてまずかった上、おにいちゃんにもきっぱりと言われてしまってショックだった見たいです。スゴク。
なので、この3度目の野菜炒めが出来たときには、よく出来ていてうれしかったのでしょう。お兄ちゃんが口に入れた瞬間、
ラー「どう!?おいしい?」
っと即座に質問。
エネオ『んん、おいしい。』
ラーの心はやったぁー!
だったに違いない!

きっと大きくなっても野菜炒めを見ると、ラーも私もこの出来事を思い出すんだろうね。