昨日のNYも想定どおりの展開で終了。121円台乗せに向けて順調な流れが続いています。
昨夜NYは120.60でオープン後、21:30の米鉱工業生産・設備稼働率の結果が好感されドル買い先行で120.70-75まで上伸で揉み合い。さらに22:15の予想を大幅に上回った住宅着工件数により本格的に120.75-80のブレイクトライが続きました。ただ24時ごろからユーロドルが急落しましたが、一方ユーロ円も史上最高値163.90をつけたこともあり利食いが一斉に出た模様で120.10レベルまで急落となったため、ドル円では売り買いが交錯し120.70=80レベルで底堅い動きのまま120.80で引けています。
ドル円は期待通り120.75=90ゾーンまで上伸し、そのまま引けました。いよいよ120.85-90のブレイクが期待されますが、今日の東京は121円台上伸のきっかけになるエベントが目白押しです。8:50にGDP(1Q)の発表、昼以降に日銀政策金利の発表で予想は0.50%の据え置きで一致。さらに注目は金融政策決定会合後に行われる福井日銀総裁の定例記者会見があります。心情的には東京でブレイクし121円台の実現を期待したいながら、可能性は30%で少し難しいとみています。ただ東京引け後からは70%、121円台に向けて上昇開始とみます。