ドル円：今週(3/5-3/9)の概観

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＜ドル円：今週(3/5-3/9)の概観＞
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＜先週のレンジ＞ （先週の予想レンジ）
　80.02=81.71（東京）| 基本レンジ：-----
　80.14=81.32（ＮＹ）| 最大レンジ：-----
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先週は、
“前週決定と見るドル上伸相場への転換が本物かどうかの検証の週”
としました。
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結果は
　週初2/27から決定し、3/2ＮＹ81.87まで上伸。　
　2/28以外、ポイントなどピタリワークしました。

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（今週の概観）
　今週は、
“先週決定した相場観の確定作業です。
　他の記事で、すでに詳細を説明済みですが、
　明日3/5の東京のオープンンが黒丸Ａの上でイープンなら70％確定”
とみています。
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（予想レンジ）
　基本レンジ：81.70=82.20
　最大レンジ：81.20=82.50
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表と裏？それとも外と内？

ＴＶでアナウンサーが「表面（オモテヅラ）のいい方って多いですよね？」と。
「外面（ソトヅラ）ではなく表面（オモテヅラ）？？？」

ネットで検索すると、「外面＝他人との応対などに見せる顔つきや態度」と同じような意味合いで使用されている。

外面（ソトヅラ）の反対語は内面（ウチヅラ）だと思うが、表面（オモテヅラ）の反対語は裏面（ウラヅラ）になるのだろうか・・

内面の意味は「家族や内輪に見せる態度」だが、裏面は「物事の外部に現れない部分。世間に知られていない部分。」という影の側面で意味が異なる。

店で買い物すると「お釣りの方お渡しします」「袋の方使われますか？」

やたらと方が付き、ホホウ、と感心したくなるが
「お釣りです」「袋をお使いになりますか？」でいいんじゃないか・・

一瞬「？？？」という日本語が蔓延して、悩める中高年より・・

期待2200　

今は昔の話ですが（その１）・・

☆市場介入のあれこれ・・

今は昔の話ですが（その１）・・

私自身も現役の頃は、
当局からのヒアリング(相場のレートチェック）や実際に介入玉を預かり売買していました。

今でも日銀のヒアリングとかレートチェック云々という表現をみることがありますが
これが俗に言う“アナウンス効果”というものです。
実際に介入する前に、ディーラーに介入するぞと脅しをかけるわけですね。
一生懸命にドルを売っている銀行に、優先的にヒア林負をしたり、介入玉の注文が入るという噂もありました。
もちろん脅しにはなりません。
素直にドル買いで終わらせるような柔なディーラーはいません。
如何にその玉を利用して儲けようかと策します。
具体的にどうするのか、
それは実際にそうしたかも含め秘密が良さそうですが、
ドルを市場で買ったふりをして、全額売りポジションにしてしまう悪い輩もいたと言うことです。
ただ、さすがにこれも、だんだん通用しなくなってきます。

本当は介入については、実際にあったことを含めて、他に漏らしてはいけないわけですが
ブローカーにとっては、介入情報は最上のサービスになるため、いろいろ聞きまくるわけです。
そこはあうんの呼吸で、ブローカー担当者に「ＹＥＳ，ＮＯ」や隠語でささやくわけですね。
そうすると、介入玉を預かることができない他行や情ソースにあっという間に広がります。
実際に介入玉を売買したときも、ブローカーから同じように広がります。

これが「アナウンス効果」

しかし、今はブローカー取引からダイレクト取引主体ですので、こんなやり方では昔のような効果は期待できません。

R2138　90ｍ

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余談：相場が動いた理由は必要ですか？・・

相場が動くといろんなコメントが出されます。

そのようなコメントも情報ソースによって全く別のことがあり、信憑性に乏しいものです。顧客への説明やレポートのために、もっともらしい理由をわざわざ探したり、当たり障りのない理由を伝えたりすることが多くなります。
そんなものを、学者でもない限り、なぜそう動いたかを一生懸命知りたがる必要はないということです.

　
私の場合は、背景が明らかと思った時以外は、通常は指標の結果で上がったとか下がったとしか書きません。もちろん実際になぜそうなったかを知る術がないこともありますが、現役のディーラー時代もその時なぜ売られたかなどその背景などわかりっこありません。大きな玉で動かされたことが分かるだけです。

相場の結果を後で知っても投資には役に立たないということです。

投資に役立たないファンダメンタルズを勉強したり、動いた背景を調べる時間があるなら、モニターを見ながらTicの値動きを眺めながら動きの変調や動きの定型パターンを掴んで、眼の前の相場の対応に注力した方が賢明だと考えます。
　
ちょっと極端な考え方でしょうか？

相場：負けないコツ（4）・・

X投資で一番難しいのは参加タイミングです。
　同じレート、例えば100.00で買い参加したとしても、上昇の途中で買った人と、下落

の途中で買った人では,利食いまでのストレスは大きく違ってきます。

投資スタイルとしては、熊吉氏、丑松氏に分けています。
・熊吉氏＝リスクをなるべく避け、保守的な参加を基本とする通常の投資家
・丑松氏＝決めたルールの範囲内で、積極的に流れに参加していく。

私の売買の推奨スタイルは熊吉氏が基準です。

熊吉氏は「重要ポイントがブレイクされたなら順張り参加」
＊NYは8：30から12時までの新規参加が安全
＊欧州時間は新規参加はしない
＊NYで指標発表があるときは、ポジションはゼロにする。
＊参加はデイトレが基本。
＊エントリーと同時にＳ/Ｌとリミットも同時設定　　　　

丑松氏は「決められたルールの範囲内で、積極的に流れに参加していく」
＊逆張り方法も積極的に使うが、失敗時は必ずドテン売買することが条件。
＊NYで指標発表があるときは、ポジションはゼロにする。
＊デイトレとＳＷの両方の参加と運用が基本。
＊エントリーと同時にＳ/Ｌとリミットも同時設定　　　　


事前にリミット（利ザヤの幅）やS/Lを決めておき、機械的に行うことが投資スタイルの

大事な要素でもあります。

投資をルール化することが大切です。