離婚って その１

友人が離婚調停に入った。そこで、昨年の今頃の僕を思い出した。
僕は何故離婚したのだろう？何が原因だったのだろう。あれから１年たって今になって考えている。明確な理由は妻への愛情がなくなったから。
それは僕に対する侮辱的な発言、妻の借金。この２つ。
きっと僕はプライドが高いのだと思う。
自分ではそう思っていないのだが、きっとそうなのだ。普段の僕は一言「チャラけている」それはよく言う「おふざけ」というレベルのチャラけである。女の尻を追いかけたり、金遣いが派手であったりしていない。確かに仕事柄、派手な場所や、派手な行動は否めない。しかしOnとOffは使い分け、プライベートは夫と父親をやっていたと思う。現に息子は僕の事が好きで、今でも一緒の時は僕のしぐさを真似するほどだ。
僕のプライドってなんだろう。
一番傷つく事は「嘘つき」呼ばわりだ。仕事ではプランニングが総てなので夢に近い事も話す。だからプライベートはリアルな話を主にしているつもりだ。そんな僕の発言に対し「ハイハイ、話として聞いておきます」とか「嘘っぽいな」とか言われると腹がたつ。しかし、彼女は素人（ここでいう同業者ではない）なので、多くの話、タレントや関った事業の話など興味が無いようで、前述のような発言を多くする様になった。更には、仕事＝お金、お金を持ってこないならそんなに仕事をするなといった事も言われた。自分の仕事上のポジションを確立する為に、人一倍仕事をする。僕はそう思って３０代の１０年間を過ごしてきた。それで築いたのが今までの僕の人脈であり、残した仕事であると思っている。　　つづく