僕の人生の今は何章目ぐらいなんだろう?

昨日に戻りたいと思うよりも、
今日を楽しみ、
明日が待ち遠しいと思える、
そんな人生を送りたい。

秒速5センチメートル

2016-09-06 05:12:06 | ヒトの気持ち
ある日突然真剣で切実だった
その想いもキレイに失われていることに気づく。

「私結婚するんだ」

また、貴樹の踏み切りでの最後の笑みは諦めの笑みと思われます。
でも明里と再会したことでやっと前に進める…とも捉えられます。
しかし、あの笑みは大好きな明里の結婚後の幸せそうな姿を見れたことへの安堵の表情でもあったのではないでしょうか。

貴樹は風に飛ばされてしまった手紙にこう書いています。
「でも、いつかずっと先にどこかで偶然に明里に会ったとしても
恥ずかしくないような人間になっていたいと僕は思います。
そのことを僕は明里に約束したいです。
明里のことが、ずっと好きでした。どうか、どうか元気で。さようなら。」
あの時の貴樹は“恥ずかしくないような人間”だったでしょうか?

しかし、きっと次に偶然出会うことがあるならば

手紙で明里に誓ったように(渡せなかったが)恥ずかしくないような人間に
なってるとボクは信じています。
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