悪夢発生から・・・47日目。
「汚染水放出は犯罪だ」参院議長
西岡参院議長は26日、東京都内のホテルで講演し、東京電力福島第一原子力発電所から低濃度の放射性物質を含む汚染水を海に放出した問題について、「国際的な犯罪だ。必ず大きな禍根を残す。漁民にも知らされなかった。一体、どういう政治なんだと感じている」と述べ、政府や東電を厳しく批判した。
さらに、東日本大震災への菅政権の対応に関し、「『想定外』という言葉で逃げることは許されない」としたうえで、緊急事態法制定や被災地への復興府の設置などを提案した。
現在、世界各国で放射線についての様々な安全基準がありますが、これらはICRP(国際放射線防護委員会:International Commission on Radiological Protection)から発表される勧告をもとに決められています。
ICRPは、放射線の安全で有効な利用が行えるよう、放射線防護に関する勧告を ICRP Publicationとして刊行物の形で公表しています。放射線防護の基本的な考え方は、「放射線は人体に対する有害要因であるが、便益があるから利用する。したがって、常に益が害を上回るような形でなければ利用してはならない」ということです。