小淵沢から小海線に乗車。観光客ですし詰め状態のキハ58がゆっくりと勾配を登っていく。清里および野辺山で半数以上の下車があり若干の空席ができた。小諸で信越本線に乗り換え上田で下車。上田交通の車輌を眺めてから次の普通電車で長野へ到着。駅構内をのんびり歩き回った後、駅を出る為に改札の駅員に青春18きっぷを見せると「特急に乗って来たのではないか」「何時の列車でどこから来たのか」としつこく問いただされ不愉快な気分になった。改札を出るタイミングが後続のあさまの到着時間に重なってしまった為、駅員は私があさまに乗ってきたと考えたのだろう。このような疑いをかけられる事は、国鉄時代から民営化初期の間に何回か味わった。長野から信越本線を北上して新井で下車。駅前のスーパーで夕食を調達して新井始発の165系新潟行普通に乗車。新津、新発田で乗り換え坂町で下車。翌朝の米坂線始発まで駅前のベンチで一夜を明かした。
1986-08-16撮影 上田
急行「利尻51号」を幌延で下車。羽幌線の発車時刻まで時間がある為、霧が立ち込める幌延駅近くを散策。公園に古びた小柄な機関車と客車が置かれていた。羽幌線を走破、留萌本線に直通で深川下車。深名線を幌成まで往復。特急「ライラック」で札幌へ。さらに特急「北海」へ乗り継ぎ倶知安で下車。今回の旅で二回目となる胆振線に乗車して蟠渓で下車。駅近くの蟠渓温泉の旅館で入浴する。脱衣所は男女分かれていたが、浴室は混浴で普通におばさんやおじさんが湯につかっていた(若い女性はいなかった)。一休みして駅に戻り伊達紋別へ。特急「北斗」に乗り換え再び札幌に到着。急行「すずらん60号」で一夜を明かした。
1986-08-03撮影 名林公園(幌延)
1986-08-03撮影 幌延駅
1986-08-03撮影 幌成駅