先日発生した函館本線の貨物列車脱線事故について、
JR北海道からレールの腐食による破断が脱線の一因である可能性があると見解がありました。
詳細は以下の鉄道乗蔵さんの記事を参照ください。
脱線事故を発生させたレールは設置から32年経過しているということですが、Yahooニュースの
コメントでレールの使用年数が長すぎる等のレール交換時期に関する意見が散見されました。
私もレールの使用年数に関して以下のコメントを投稿しました。
私のコメントに対して多くの方が関心を寄せてくださいました。ありがとうございました。
レールの交換時期に関して保線工事会社のHPによりますと
レールが摩耗するのはとてもゆっくりで、頻繁に取り替えられることはありません。
東海道新幹線の場合、通過列車の総重量が6億トンを超えたとき、もしくは頭部の摩耗9mmで
交換されていきます。実際には10年程度でしょう。
首都圏の在来線であれば20年程度、田舎の線路なら数十年もつことになります。
とのことでした。以下の松本軌道工業さんのHPを参照ください。
なお以下の写真は今年2月に撮影した山陽本線の現役レールです。
1977年製の為に47年経過していることになりますが外観に損傷は無い様です。
この写真の関係は以前に投稿した以下を参照ください。
こちらも山陽本線の踏切箇所のレールですが、素人意見ですが表面の剥離がひどい感じがします。
2010年製のレールの様で比較的新しい物なのですが、踏切を横断する車両も関係するのでしょうか。
この写真の関係は以前に投稿した以下を参照ください。
レールは使用箇所の環境により耐用年数が変わりますが、本線でも50年近く使用できる様です。
定期的にきちんとした点検・メンテナンスをすることが不可欠なことがわかりました。
事故が起こらないことを願います。