2016年11月27日(日)。
マンション管理組合の設立総会と、重要事項説明会
が開催されました。
初回だし出席したかったのですが、残念ながら
この日、私はマレーシア・ブルネイ旅行中のため
やむなく欠席となりました。
後日ポストに総会関連と重要事項についての書類が入っていました。
(画像はフリー素材からお借りしました)
一番最初に目に付いたのが
「役員への就任依頼」の文字!
なんと!?
欠席裁判かと思いましたが、
抽選だったらしく見事(?)当たってしまったようです。
他のマンションに住んでいる友人に聞くと、
だいたい輪番制で回ってくるらしいです。
いつかはやることになるので仕方ないですね。
それにしてもまさか初年度にやるとは思いませんでした。
2016年12月15日(木)の夜。
マンション1階のエントランスホールで、
第1回理事会が開催されました。
ちなみにエントランスホールといっても、
3人掛けソファが1つと1人掛けソファが2つとテーブルが
あるだけのこじんまりとしたエントランスです。
私を含めて計4名の理事さんと管理会社の担当者。
他の理事さんは男性ばかり。
女性は私ひとりです。
議題は役職決めがメインで、あとは今後の日程の確認でした。
管理組合の役職は、理事長・副理事長・会計担当理事・理事の4つ。
理事長は先日の総会で理事に当たった時点で
ひとりの方がすでに立候補を表明してくれていたそうです。
管理会社の方が言うには、理事長と相談しながら管理会社が
メインで動くので、残り3つの役職はほとんど仕事がないとのこと。
会計も管理会社が処理・管理して会計担当理事は
確認してサインをするだけでいいそうです。
ひとりの方が「それなら会計担当やります」と立候補してくれました。
副理事長は理事長が長期で海外赴任になったり
転居したりした場合に理事長を代行するそうです。
副理事長は管理会社の担当者が「○○さんいかがでしょうか?」と、
男性にうながし、男性も「ほとんど仕事がないなら」と
渋々ですが了承してくれて、結局私は単なる理事となりました
しかし、ここからが進まなかったんです。
管理組合の役職はわりとすんなり決まりましたが、
次に自治会の役職決めがありました。
自治会からは、理事・区長(2名)・女性部・子供会・氏子総代(神社があるので)
の6名を出してほしいと言ってきているそうです。
ここで理事の皆さんが一斉に発言。
「入居説明会では自治会役員は2名と聞いていた」
「理事が4名しかいないのに6つの役職なんて無理」
などなど。
管理会社の担当者も「他の町ではマンションは形だけ参加のところが
多いんですが、この町は自治会が強くて正直驚きました…」と言ってました。
理事たちの一致した意見は、「自治会役員は2名のみ。
理事と区長を1名ずつなら出す。」
管理組合理事長は管理組合の仕事があるので、
自治会役員と兼任するのは大変ということで免除。
残りの3名から自治会役員を2名出すことになりましたが、
これがなかなか決まらず…
ようやくひとりの理事さんが「区長ならやってもいいです」と
言ってくれました。(区長の方が仕事が少なそうなので)
残る自治会理事は、もうひとりの男性か私に託されました…
しかし、2人ともやると言わず。
結局、この日は結論が出ずに、
また改めて理事会を開いて決めることになりました。
いや、やってもいいんですよ、私。
いつかやることだし、1年間の我慢だし。
でも初年度というのがひっかかって。
自治会理事の仕事がまだ全然わからないわけですよ、誰も。
私が自治会理事になったとして、仕事を次から次へと頼まれたとして、
それが本当に自治会理事の仕事なのかわからないけど受けたとして、
そうすると、翌年度から私がやった仕事は当然のように次の自治会理事に
引き継がれちゃいますよね。
そこの責任が気になっちゃって。
2年目以降ならいいんです。
前年度の自治会理事がやったことをやればいいので。
なので、初年度の自治会理事はなるべく自治会に対して
強い意志を持って発言できるような人がなった方が
マンション全住民の今後のためにもなるんじゃないかなって思うわけです。
2017年3月2日(木)の夜。
第2回理事会が開催されました。
管理会社の担当者が、前回の理事会での理事たちの意見を
自治会へ伝えてくれて、自治会役員の仕事を細かく聞いてきてくれました。
自治会は今度は、理事1名・区長1名・女性部1名を出すよう言ってきたそうです。
役員の数は半分に減りました。
区長は前回立候補で決まりましたので、後は理事と女性部です。
管理会社の担当者が、また男性に「○○さんいかがでしょうか?」と。
男性も残りは女性部ですからね。
理事を受けざるを得なくて、また渋々ですが了承してくれました。
管理会社の担当者が「残る女性部はちょうど女性がいらっしゃるので」と私に。
こりゃやらないわけにはいかないなと思ったところで、
ご主人の代理で出席されていた奥さんが「ちょっといいですか?」と突然発言。
「子供の幼稚園で同じ町のお母さんがいるので聞いたんですけど、
女性部の仕事ってすごく大変らしいですよ。
自治会の資料には年1回公会堂の清掃ぐらいしか書かれてないけど、
お祭りの時は毎日朝5時集合でおにぎり握ったりするらしいですよ。
他にもいろいろやらされるらしいです。」
その話を聞いた他の理事さんたちも、
女性部は自分ではなく奥さんがやることになるわけですからね。
そんなことを引き受けたりしたら奥さんに文句言われると思ったんでしょう。
一斉に「やっぱり自治会役員は理事と区長の2名。
女性部は出さない。」と。
ここで管理組合理事長が、「自分の子供が小学生で、奥さんがすでに
保護者たちと仲良くなっているので、子供会の役員ならやってもいいって言っている。
子供会をやるかわりに女性部をやめることで自治会に納得してもらおう。」
と言ってくれたんですよ。
夫婦揃って、管理組合理事長と自治会子供会役員をやってくれるなんて
すごいですね。
他の理事さんも子供会は子供のためと思うのか反対意見は出ませんでした。
というわけで私は無事、管理組合の単なる理事で
自治会役員はやらないという結果になりました
つまらない話を長々すみませんでした。
私にとっては結構重要なことだったので勢いでわーっと書いてしまいました。