ここが噂(?)のトラックステーション。
ここから先は道も細く、急こう配の坂が続くため、
バスや車は走ることができません。
政府運営のトラックに乗るしかありません。
荷台は2500MMK(約250円)。
助手席は3000MMK(約300円)。
もちろん荷台に乗りますよ。
楽しそうなので
荷台の座席はコレ。
以前はクッションもなく板だけだったそうなので、
これでもマシになった方です。
1列6人。
4~5人しか座っていない列があると、係の人が「詰めて」と言って
必ず6人座らせます。
出発するまで売り子さんが帽子などを売りにきます。
Nさんが「100円だって」と通訳してくれました。
買いませんでしたが。
トラックは満員にならないと出発しませんが、
乾季のこの時期は人が多いのでそれほど待たずに出発。
別のトラックですが、これが完成形。
もう家畜状態ですね。
自分もこのうちの一匹だったわけです。ブー
細くて曲がりくねった山道を猛スピードで走るので、
乗っている人の体も右へ左へ前へ後ろへ。
左右の隅に座っている人は横のバーをつかんでいますが
中の人はつかむものもないので、
隣りの人に寄りかかったり、
前の人が後ろに倒れてきたら押さえたり。
お互い協力(?)しながら耐えます。
1列6人でギューギューに詰め込まれたのは、
隙間があると飛び出しちゃうからなんだとわかりました
道が細くてトラックがすれ違えないので、
途中で待機所があります。
ここで料金の徴収がありました。
チャイティーヨー・パヤーがある山頂が見えてきました。
え~あんなとこまで行くんですか…
山道で酔うかなと思いましたが、大丈夫でした。
背もたれもなく、倒れないように足を踏ん張っていたので、
着いた時には背中が痛くなってしまいました。
約1時間で山頂に近いトラックステーションに到着~。
少し前までトラックはヤテタウンという町までしか行かなくて、
そこから先は徒歩で1時間登っていたそうです。
毎年チャイティーヨーを訪れるというNさんも
「山頂まで行くんだ」と言っていたので、
ホントに最近のことのようです。
今でもヤテタウンから徒歩で登る人がいます。
荷物が多い人はポーターを雇って運んでもらうこともできます。
あと人力カゴなんてのもあるそうです。
いずれもトラックの方が安いんですけどね。
なぜわざわざ徒歩で???
巡礼の意味でしょうか。
トラックステーションからチャイティーヨー・パヤーまでは
徒歩で10分ぐらい。
お土産屋さんをのぞきながらのんびり歩きます。
こしょうの実。
そういえばカンボジアへ行った時も
やたらこしょうが売られていました。
東南アジアはこしょうが名産の国が多いですね。
入口で靴を脱ぎ、入山料を支払います。
入山料 6000MMK(約600円)
ここも入山料は外国人だけなので、自分の分だけ払おうとしたら、
12000MMKだと言われて。
外で待っていたNさんを指して「あの人の分も」と。
「あの人はミャンマー人です」と言っても「うそ~」って感じでした。
日本に長く住んでいると日本人に見えるみたいです。
Nさんに伝えると笑って、日本にいると肌の色が白くなって、
ミャンマーに帰ると日焼けして元に戻ると言ってました。
入山料を支払った証明書を首からぶらさげます。
チャイティーヨー・パヤーの境内は広くて、
境内のコンクリートの上に毛布などを敷いて
寝ている人がたくさんいました。
境内で一夜を過ごし、日の出を拝むんだそうです。
拝んだ後にまた休んでいるんでしょう。
寺院の中にも仏像などが納められています。
ちょっとわかりづらいですが、
寝ている人と手前の3人は人形(仏像?)です。
皆さん惜しみなくお布施を供えます。
ちなみにずっと「お布施」と言っていますが、
お布施とは言わないかも。。。
正しくは何というのかわからないので、
お布施とさせていただきます
山頂だけあっていい景色~
さ、いよいよゴールデンロックです!