先週末はF1シュタイアーマルクGPでした。
シュタイアーマルクと聞いてもピンと来ないと思いますが、シュタイアーマルクはオーストリアにある州の名前です。
昨年コロナ禍でF1のスケジュールが変わり、2週連続このサーキットで開催されました。
同じサーキットですでにオーストリアGPという名前は使われているので、州の名前を取ってシュタイアーマルクGPとなりました。
ここはレッドブルホンダの本拠地で、レッドブルリンクはその名の通りレッドブルホンダのホームサーキットです。
標高が高く(海抜677m)エンジンやブレーキに厳しいサーキットですが、ホンダエンジンは得意としています。
期待通りフェルスタッペンがポールポジションを獲得。
ボッタスは2番手タイムを出しましたが、予選中にピットレーンでスピンしてしまい、危険行為とみなされて3グリッド降格のペナルティを受けました。
ピットにはたくさんのスタッフがいて、運よく人を巻き込むことはなかったけど一歩間違えば大事故につながるところでした。
繰り上がってハミルトンが2番手、マクラーレンのノリスが3番手となりました。
ノリスも好きなドライバーのひとりです。
いつもレース後残ってチームの撤収作業を手伝っているらしいです。
ドライバーがなかなかできることじゃないですよね。
決勝前も自分からスタッフ全員にグータッチをしに行く様子を見ると、チームスタッフを大切にしているなと思います。
レッドブルのペレスは5番手、アルファタウリのガスリーが6番手、角田裕毅が8番手とホンダ勢はトップ8に全台入りました。
しかし角田は予選でボッタスの走行を妨害したという理由で3グリッド降格ペナルティを受けてしまいます。
映像で見るとスピードも落としてレーンの端に寄って進路を譲っていたんですけど。
角田はアウト側に寄っていて本当はイン側に寄らないといけなかったらしいのですが、ボッタスが近づいてきていたことに気づくのが遅れたようです。
これはチームが無線で知らせてあげないといけないのでチームへのペナルティという感じですね。
決勝ですが、フェルスタッペンの独走でした。
スタートも決め、ピットストップも速く、タイヤマネジメントもうまく、そしてもちろんスピードもあり。
一度も首位を譲ることなく2位ハミルトンに大差をつけて圧勝しました。
もちろん優勝はすごくうれしいのですが、正直ちょっとたいくつなレースでした。
前戦のフランスGPのように僅差だったり順位に変動があったりする方がハラハラドキドキしておもしろいレースになりますね。
ぜいたくな話ですが。
ペレスは終盤タイヤを履き替えてますが、その際ピット作業が少し時間がかかりボッタスにかわされてしまい、追い上げを見せましたが惜しくも4位。
角田は10位入賞。
もう少し上に行けるかなと思ったのですが、なんとか最低限の仕事はしたというところです。
ガスリーはスタート直後の接触でパンクしてしまいリタイアでした。
アゼルバイジャンGPでのペレスの優勝も含め、レッドブルホンダは4連勝です。
ホンダの4連勝は30年ぶりだそうです。
次戦は今週末に同じレッドブルリンクで開催されるオーストリアGPです。
全く同じ条件ではおもしろくないのでタイヤの硬さが変わります。
一段階柔らかいコンパウンドになるのでタイヤマエジメントが重要になりますね。
5連勝&ホンダ勢全台入賞を期待しています。
ところでF1会はC氏とD氏の都合がつかず集まりませんでした。
私はコロナ禍で毎週ヒマなのですがみんないろいろ忙しいようです。
いつも前日に「明日どう?」と聞くので今週末も集まるかまだ決まっていませんが、集まれたら食べたいメニューは浮かんでいます。
集まれるといいのですが。