フィヨルド観光でフェリーと並んでもうひとつ楽しみなのが、フロム鉄道。
標高2mのフロムと標高866mのミュルダールを結ぶ路線で、
距離にして20km。
かなりの急勾配を走るので、フロム登山鉄道またはフロム山岳鉄道と呼ばれます。
AM11:00フロム発ミュルダール行きに乗ります。
夏のハイシーズンは8~10往復運行していますが、ミュルダールで乗り換える
オスロ行きの列車が4往復しかないため、乗り継ぎ時間を考えると
必然的に4便から選択することになります。
30分前にはすでに十数人が並び始めたので、私も。
あっという間に長蛇の列ができていました。
車内はほぼ満席。
無事窓側の席に座れてホッ
フロム鉄道は全席自由席なのですが、前の方の数車両は団体客専用でした。
団体客は出発時間ギリギリでも余裕ですねぇ。。。
AM11:00フロムを出発。
きゃ~絵本のような風景!かわいい
急勾配でカーブも多く、列車はキーキー、ギーギーと音を立てながらゆっくりと進みます。
フロム鉄道は単線なので、途中待避線に入って下りの列車とすれ違いました。
お互い写真をパシャリ。
景色は、山・川・滝の繰り返し。
途中、トンネルとトンネルの間の小さな駅では5分間停車します。
間近にショース滝があり、絶好の撮影ポイントになっています。
マイナスイオンたっぷり
音楽が流れ始め妖精(?)登場。
う~ん、いらぬ演出という気も…
多くの人は降りて写真を撮ったりしていましたが、列車に残っている人もいました。
一部の車両はちょうど滝が見える位置に停車しますが、
私が乗った車両はトンネルの中だったので。
列車内でも誰もが車窓を楽しむのが目的かと思いきや、
景色を見ずに本や雑誌を見ている人がいたのはちょっとビックリ。
地元の人ではなく、どう見ても観光客だったんですけど。。。
ちなみにフロム→ミュルダールは進行方向に向かって右側の方が景色がいいです。
ショース滝は左側にありますが、そこは降りることができるので関係ないでしょう。
AM11:59 Myrdal (ミュルダール)に到着。
ここでベルゲンへ向かう人とオスロへ向かう人に分かれます。
列車がすでにいましたが、これはベルゲン行き。
7~8割の人はこれに乗って行きました。
ベルゲン行きの列車を見送って、25分後のオスロ行き出発までしばらく待機です。