先週末はF1エミリア・ロマーニャGPでした。
エミリア・ロマーニャはイタリア北東部にある州の名前です。
フェラーリの本社があるため、スタンドはティフォシと呼ばれるフェラーリファンで埋め尽くされ真っ赤でした。
ティフォシとはイタリア語で熱狂的なファンという意味です。
サッカーに関してはティフォージと表記されます。
今シーズンはフェラーリが絶好調ですからね。
ティフォシたちの期待も高まります。
今回のGPはスプリントレースが開催されました。
通常は、金曜日にフリー走行、土曜日に予選、日曜日に決勝となりますが、今回は、金曜日に予選、土曜日にスプリントレース(決勝の半分の距離のレース)、日曜日に決勝というフォーマットになっています。
週末を通して楽しんでもらおうという試みですが、ド素人の私にはフリー走行は少し退屈なので、このフォーマットはありがたいです。
予選でトップとなったのはレッドブルのフェルスタッペン、2番手がフェラーリのルクレールです。
そしてスプリントレースではスタートでルクレールが先行し、やっぱりフェラーリが速いかと思ったら、最後にフェルスタッペンが追い越しそのままフィニッシュ。
スプリントレースの順位が決勝のスタート順となります。
ポールポジションはフェルスタッペン、2番手ルクレール、3番手がレッドブルのペレス、4番手がフェラーリのサインツ。
ウェットコンディションの決勝ではスタート直後の接触でサインツが早くもリタイアしてしまいました。
大観衆からは大きなため息。
残る期待はルクレールですが、終盤ペレスに抜かれました。
こうなったら確実に3位でポイントを持ち帰るべきなのですが、そこは現在ドライバーズランキングトップの意地なのか、フェラーリ本拠地でのプレッシャーなのか、ペレスを抜こうと無理をしてしまいます。
単独スピンで順位を大きく落としました。
優勝はフェルスタッペン、2位がペレスとレッドブルが完勝。
フェルスタッペンは予選、スプリントレース、決勝全てトップでさらにファステストラップも獲り、グランドスラム達成です。
レッドブルのワンツーフィニッシュは2016年以来となります。
3位はマクラーレンのノリスで、結局ルクレールは6位でした。
ルクレールはレース後、3位になれたはずなのに自分のミスで順位を落とし残念と語っていました。
うれしかったのが、アルファタウリの角田裕毅です。
予選は16番手と出遅れますが、スプリントレースで12番手となり、決勝では大きく順位を上げて見事7位入賞でした。
このサーキットのすぐ近くにアルファタウリのファクトリーがあり、アルファタウリにとってもホームサーキットとなります。
アルファタウリの応援も多かったので、それが励みになったとレース後コメントしていました。
今回の快走により今後のレースも楽しみになりました。
そして今回もメルセデスのハミルトンは不振でした。
決勝では13位という結果で、しかもフェルスタッペンに周回遅れにされるという屈辱。
今シーズンはマシンのセットアップがうまくいっていないようで、メルセデスの代表がハミルトンに謝罪したなんて記事も見ました。
それでもチームメイトのラッセルは4位になっているんですよね。
ハミルトンの引退も近づいてきたかなと思う今シーズンです。
さて、恒例のF1会は4人中2人の都合が悪く残念ながら集まれませんでした。
みんな忙しいみたいです。
次回は2週間後のマイアミGPです。
アメリカなので時差の関係でまた集まれません。
そして10月の日本GPのチケット販売の情報がないのが気になります。
コロナ前はGWぐらいに販売していたみたいなんです。
2年連続中止になっています。
今年はさすがに開催してくれると思うんですけど・・・