ネパール ポカラ編 2

2012年11月6日（火）

旅行４日目。



夜ではありません。
早朝です。
ＡＭ６時頃はまだ真っ暗。

この日は早起きをしてサランコットへ朝日を見に行きました。
サランコットは村の名前で、標高１５９２ｍにあり、
サランコットの丘とも呼ばれます。
丘といっても私にしてみれば立派な山でしたけど…

タクシーで行けるところまで行き、そこから先は歩いて頂上まで登ります。
上の写真はタクシーを降りた駐車場付近。
民家もあり一応明かりがあります。

でもそこから先は…



なんだこの写真って感じですが、白く丸いのは懐中電灯で照らした足元。
先にうっすら見えるのは前を歩く別の観光客の明かりです。

もうとにかく真～っ暗！

観光客もそれなりにいたのでテキトーに後ろについて歩いていたんですが、
歩くのが遅いのか油断すると周囲に誰もいなくなり、
気づけば暗闇にひとりきり…

道もわからないしどれぐらいで頂上に着くのかも不明。
しばらく待機して誰か登ってくるのを待ってから、
その人たちの後をついていく、の繰り返し。



ようやく少しずつ空が明るくなってきましたが、まだまだ夜景のようですね。



頂上に到着～。
かなり寒いです。

服装は、ダンガリーシャツ＋ウルトラライトダウン＋マウンテンパーカー。
ニット帽と手袋も着けてスニーカーはトレッキングシューズに近いゴツイやつ。

周りも多くは似たような服装でしたが、
でも中にはハーフパンツにサンダルの人とかいるんですよね～。
寒くないんですかね？？？



などと思っているうちに、出ました！



日の出～



最初はこんな感じで雲に覆われていたのですが、



時間が経つにつれてだんだん雲が消えてくれました



気づけばこ～んなキレイな風景が！



アンナプルナ山系の山々。
アンナプルナ山系はあのヒマラヤ山脈に属する山群の総称です。

標高７０００ｍ超えの山が連なり、一番高い山は８０００ｍを超えます。



三角に尖ったマチャプチャレは標高６９９３ｍ。

この山は地元の人たちからとくに神聖な山として崇敬されていて、
登山が禁止されているそうです。

アンナプルナ山系の中ではとくに高いわけでもないのですが
やっぱり一番目を奪われますね～。

とくに高いわけでもないって言っても、７０００ｍ級ですからね。
世界的には立派に高いです！



このキレイな景色に自分も入れた写真が欲しくて
何人かに頼んで撮ってもらったのですが、
自分のカメラの腕前を棚に上げて言うのもなんですが
どれもイマイチでして…

すると、ネパール人が日本語で話しかけてきて、
その人は現地のガイドさんで、その日は日本人のカメラマンを案内していて、
「○○さんプロだから撮ってもらうといいよ」と言うんです。

で、その人がカメラマンさんに頼んでくれて、
さすがプロ！ばっちりなベストショットを撮ってもらっちゃいました

日本人のカメラマンさんにも感謝ですが、わざわざ声をかけてくれた
ネパール人ガイドさんもなんて親切なんでしょう。

私がよっぽど他の人に撮ってもらった写真に納得できない表情を
していたんでしょうか…