
昨日ディーラーで見た新型GT-R。
車に興味ない人は理解に苦しむかもしれないけど、この車は凄いんだ。
速いとか馬力があるとか、そういう凄さもあるんだけど、オレが一番「凄い」と思うのは、このGT-Rという車を777万円という価格で出した日産が凄いと思う。

確かにR32~R34のGT-Rは500万くらいだったから、それよりは270万くらい高くなった。
でも基本設計はもちろん、搭載しているメカニズムやエンジン性能など、とても270万円高で造れるようなシロモノじゃないはず。
例えばボディはスカイラインクーペをベースにして造った先代までのGT-Rとは違い、GT-Rだけの専用ボディ。

エンジンは480馬力、V6 3.8Lツインターボエンジン。
MTはツインクラッチ式2ペダルミッション。
新開発トランスアクスル方式のトルクスプリットAWDシステム。
サスペンションはビルシュタイン・ダンプトロニック。
タイヤは20インチ、BSポテンザランフラット。

などなど、挙げればきりがないほど専用設計や新機構、新開発、初搭載などの文字が並ぶ。
よく雑誌に「新型GT-Rは高くなって、一般的なユーザーの手の届かないところに行ってしまった」とか
「日産はGT-Rをごく1部の金持ちの人用に造って、スポーツカー好きの大多数の気持ちを無視してる」なんて書かれてるけど、
これだけコストがかかって、世界のスポーツカーと対等に勝負できる車に仕上げたんだから高くて当たり前なんじゃないの?
むしろ「なんとなく騒がれてるから」なんて理由で手を出したら後悔するくらいの、走りに振ったスポーツカーなんだからもっと高くてもいいと思うけど…。

ただね、今日もフットサルがあったんだけどその帰り道、走ってると気持ちいいのよ。
ミッションを操りながら、ガーっと飛ばして。
それがGT-Rは2ペダルでしょ?
どんな感じなんだろね。
なんか想像できないな。ホントに速いんかな。
やっぱ3ペダルでクラッチやアクセル、ブレーキペダルを使って走るのが気持ちいいと思ってしまいますが。





