カスタムとスタンダード

バンドでGibsonのレスポールを使ってるんだけど、所有しているカスタムとスタンダードはかなり対照的なキャラクターで、すごくいい組み合わせなんだ。

カスタムは98年製のレギュラーラインなんだけど、ピックアップは498Tでかなりのジャジャ馬。



出力が高くハウリングと気持ちのいい歪みとのバランスに苦慮するけど、ジャキジャキと刻む攻撃的な音が最高に気持ちいいんだ。



指板はエボニーなんだけど、昨年くらいからカスタムの指板はリッチライトという人工の木材になってるらしい。



エボニー材がなかなかとれなくなっててこれからはかなり希少な材になりそうなんだ。

なのでエボニー指板のこのカスタムは絶対手放せませんよ。

今年はライブでも練習でも積極的にこのカスタムを使ってより弾き込んでいこうと思ってます。

対してスタンダードは2002年製で、この虎目の美しさがお気に入り。





でもお気に入りはルックスだけじゃなくて、音もなかなかいいんですよ。

このスタンダードは元々はバーストバッカーが標準だったんだけど、ギブソンの名機57クラシックにフロントリヤ共に換装してある。

これがカスタムとは違う音を奏でるんだ。



498Tとは違いウォームというか温かみのある音で、歪ませても粒がしっかりしてるんだよね。

498Tも57クラシックも甲乙つけ難いピックアップですわ。

それからスタンダードの重量は4キロほどなのでライブでも練習でも取り回しが良く去年はずっとスタンダード使ってたな。

ちなみに指板はローズウッド。



カスタムとは見た目も全然違うでしょ。

この指板の違いでも音が違うらしい。

オレはメイプルやローズウッドよりもやっぱりエボニー指板が好きかな。

で、最近カスタムばっかり使ってるから今日は久しぶりにスタンダードも弾きました。

昼間にマーシャルのチューブアンプでデカイ音でレスポールを鳴らして、最高に贅沢な時間だ。

このキャラクターの違う2本のレスポールは、とてもいいバランスで人生を楽しくさせてくれるオレの大切な大切な相棒達です！