富士山に20代の頃登頂したことがあったんだけど、
オレ二十歳の時に、「絶対叶えたい夢ノート」を書いてて、その中に「富士山の頂上でご来光を見る!」ってのも書いたんだけど、
それから数年後富士山登ったんだ。
ベースのシンイチや、高校時代のサッカー部の友達と、「富士山登ろうぜっ」って誘って、富士山登って山頂でご来光見てめっちゃ感動した。
その時は、午後3時くらいから登り始めて、19時くらいに7号目の山小屋到着。
山小屋で晩飯(カレーライス)食って、すぐ就寝。
午前1時に起床で、そこから頂上に向けて出発。
午前4時過ぎに山頂到着で、日の出(ご来光)を見た。
見渡す限りの雲海の先がオレンジ色に染まってきて、
その雲海の向こうから真っ赤な太陽が少しずつ姿を現して…。
もうこの世の景色とは思えないめちゃくちゃ神々しい雰囲気に、自然と涙が溢れてシンイチや一緒に登った仲間と抱き合った。
でも今富士山登山も、弾丸登山というのが横行しているらしい。
弾丸登山というのは、途中で山小屋で一泊するのではなくて、1日で、寝ることなく一気に山頂を目指す登り方。
これが今問題になってるみたいで、確かに弾丸登山すれば、山小屋の宿泊費がいらないから費用的には安く富士山登山できる、一気に登れば登山の所要時間自体も短くて済む、ということでメリットはあるんだけど、
あまり登山とかしたことない人がいきなり弾丸で富士山登ろうとすると、途中で眠くなって、登山道で仮眠して、他の登山者の邪魔になったりしたり、
一気に登ることで高山病になりやすくなってレスキューや救助の要請が多くなったり、
登山に対して準備や覚悟を持ち合わせず軽く考えて登山することで、ゴミ捨てやトイレ問題、マナーやモラル等持ち合わせず、軽装で富士山に挑んで、レスキューや救助隊のお世話になることが何年増加してるらしい。
オレもまた富士山登りたいなと思うけど、ここ近年の富士山登山人気を見ると、ちょっと躊躇してしまうな。
死ぬまでにもう一回登りたいな、とは思うけどね。