職人さんに、お茶出しに行くとき、子供もついてくることがある。
その機会に子供に現場を見せる。
子供部屋はまだがらんとしており、それほど興味を示さないが、現在気に入っているのは、階段の2階手摺に開いた穴である。ここにくると、必ず穴から覗き込む。
「これ、かくれんぼうにいいね。お父さん」
さすが、子供の視点である。
にわかに、手垢べたべた、なんてのを恐れ始めた。
「これは『オシャレ』で開けてあるんだよ」
色気をかもし出すにはまだ時間がかかる娘に通じたかどうか・・・。
その機会に子供に現場を見せる。
子供部屋はまだがらんとしており、それほど興味を示さないが、現在気に入っているのは、階段の2階手摺に開いた穴である。ここにくると、必ず穴から覗き込む。
「これ、かくれんぼうにいいね。お父さん」
さすが、子供の視点である。
にわかに、手垢べたべた、なんてのを恐れ始めた。
「これは『オシャレ』で開けてあるんだよ」
色気をかもし出すにはまだ時間がかかる娘に通じたかどうか・・・。