われら寿司好き夫婦、勿論懐具合もあって普段は回転寿司に行っているのだが、やっぱり時にはカウンターで食べたいよね。ということで結婚記念
日だった先日久し振りに寿司屋さんのカウンターに座ったのです。このお店べらぼうに高いわけではないし、何せ銘酒の種類が豊富(こちらは高い
が)なので時々行くことにしているのです。いつも通り「さば」「赤身」「白身」「赤貝」の刺盛りを注文し相方はビール、自分は山形の「十四代」
を頼んでちびちびと呑んで食べ、食べて呑んで堪能し帰って寝たまでは良かったのですが・・・。
朝早くお「家内」がうんうん唸っているのに気がついて起きると、胃の辺りが痛いと言って相当辛そう。「私が苦しんでいるのにGは大いびきで
知らぬふり」と言われてしまった。連休中だったが寝ぼけまなこで起きて近所に医大があるので救急窓口に電話して診てもらいたいと言った所「来て
ください」と天使の言葉。(実はもうこの時点でアニサキスではないだろうかと想像していたけれど)
前の晩、鯖の刺身を食べたことを話し(実は妻が食べたのは一切れだけで残りは全部自分が食べた)たところCTを撮りましょうということになり撮
影するとどうもそれらしいということで、その後胃カメラを入れると1匹を確保。
その時の医師の話では「九州の鯖は大丈夫なんですがね」と話されていたとのこと。そうだよな博多では普通にゴマサバ(マサバだけど)の刺身をた
べているものなあと思って帰ってからググってみると日本海と太平洋にいるものとはアニサキスの種類が違うらしくアニサキス・ピグレフィー~とい
う日本海のものは内蔵に留っており内蔵さえとってしまえば大丈夫だが、太平洋側のアニサキス・シンプレックス~は内蔵から肉質へ移動してくる為
発症することがあるらしい。
この前食べたものは三重県産だったのだがそうゆうことだったのね。
実は妻はアニサキスにやられたのは2度目、自分も数年前に釣った鯖を自分でさばいて夜中から酷いめに遭ったことを忘れていないが・・・懲りない
ね。これからは産地を聞いてから食べることにしよう。
そら豆の一番花が咲き始めた