この日の本命、アンタレス近くの通称”カラフルタウン”と呼ばれている、初夏のこの時期、定番の構図で色彩豊かで非常に美しい領域。まだ天体写真を始めた頃雑誌”天文ガイド"星ナビ”でこの領域の画像処理コンテストの写真を見てその美しさに圧倒されいつか自分で撮ってみたいと思い赤道儀等機材を購入して以来毎年撮り続けている。画像処理の進歩の度合いは牛歩の歩みだが露出時間を増やすことによりS/N比も上がるので満足度合いも高くなってきている。ような気がする。
今回は途中で木立が視野に入ってきてしまったがそれでも5分露光で26枚計130分撮ることができた。
撮影場所は暗いが南天方向は、カブリもありやっぱり処理は難しい・・・

4月5日 天竜奥三河国定公園 茶臼山面の木駐車場
機材 Nikon D810A /Borg71FL/レデューサー0.72DGQ7872 288mm
ISO1600 300秒×26枚(130分)フィルター/IDAS HEUIB-II
EQ6Pro/ASI120MM PHD2でガイド撮影 ソフトウエア/ステラショット
画像処理 Pixinsight Photoshop cc

早くも夏の風物詩が登場ですね。
130分の力作、仕上がりが美しいですよ。
総露光時間に勝るものは無く正直に画像に反映されますね。
今年こそは2時間超えにチャレンジしてみます。
この趣味を始めた頃は色々撮りたくて総露光時間は1時間以内が殆どDした。しかし処理を始めてみるとやはり不満が色々生じ、少しでも画像のS/N比をあげたくて時間が伸びてきています。それでもなかなかうまくいきませんが限界でしょう。
D810Aはチョット青色が強めに出るのですか?HEUIB-Ⅱは赤が強めで青は出にくいと思いましたが?
色合いについてはカメラやフィルターではなく画像処理だと思いますよ〜。