風もなくうららかな春の陽気に誘われ半年ぶりに愛車「ダッシュきなこ」号を引っ張り出しチャリンコ散歩。
行先は隣の市までといっても直線距離でせいぜい5,6km。
五色園というのは隣の日進市にある日本で唯一の宗教公園。正式には五色山大安寺という浄土真宗の境内の広大な里山(20万坪)の至る所にコンクリートで作られた塑像が鎮座して
いる公園で8時から17時まで誰でも入ることができる。
公園の隣に母親の実家があったので子供の頃よく遊びに行ったが大人の1.5倍程もある大きさと像の表情が子供心にうす気味悪くあまり近寄ることはなかった記憶が残っている。
何年か前からボランテイアの手により塗り直しが進んできているがその色といい表情といい、シュール!の一言。心霊スポットとか珍景として取り上げられることが多いのも当然かもし
れない。コンクリート像を作ったのは当時は知る由もなかったが有名な造形家故浅野祥雲氏によるものだ。
チャリンコを停めると、おっ!何やら桜の木の下で宴会をやっていると思われたがそうではなく。
親鸞聖人と弟子たちにまつわる伝説の一場面だった。
ここはボート池だった。当時はとても大きな池だとおもっていたが今見ると池の周囲はせいぜい数百メートルしかない小さな池
草をかき分け細い山道を登っていくと仏像が鎮座しているが・・・
この像は最近塗り替えたらしくピカピカ。何となく眼が虚ろなのがちょっと気味悪し。
この建物も宗教施設だったのだろう。しかしもう崩壊間近。
(to be continued)
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