本当はNGC2237のバラ星雲をPixinsightで処理した時緑色のバラになってしまった時気が付くべきだった。が凡庸でしかも退化している脳では無理だったようだ。
プレートソルバーを使った導入補正に失敗した後、釣果なしのボウズではまずいと2237とM42オリオン大星雲を撮ってみた。
でやはり処理すると同じように緑色のオリオンになってしまうが画像処理で何とか出来ないかと四苦八苦。その途中ではっと思ったのがカメラのベイヤー配列。
Pixinsightではライト画像を読み込んだ後WBPPでバッジ処理をしている。
CFAセッティングのモザイクパターンは今までAutoでやっていて問題なかったのだがステライメージ9で画像を読み込んでFitsファイルのヘッダーを見てみるとベイヤー配列はGRGBになっていたので

オートを外しGRGB指定で処理してみるとちゃんとした色合いの画像がでてきた。これが分かるまで半日以上もグダグダしてしまった。でも何故オートだと駄目なんだろうか?
バラ星雲の処理でボーダーになってしまったがBIAS、DARKだけで処理すると問題ないことが分かりどうもフラット画像に問題ありと思い、再度LEDパネルを使い減光用のシートをクリアファイルに挟み込んでヒストグラムを見ながら露出2秒で撮り直してみた。
このフラット画像40枚を使い処理したのだがWBPPでスタックはされるが画像を見ると補正が出来ていないようだ
STFでオートストレッチしただけの画像
やはりデジカメと違ってC-MOSカメラは使い勝手が違う

鏡筒/ BORG71FL+レデューサー0.72(7872) 291mm f4.1
フィルター/HEUIB-II
カメラ/SVBONY SV405CC RAW16 Gain200 -5℃
30秒×10枚 5分×10枚
BIAS×30枚 フラット×40枚 ダーク×10枚
Pixinsightで処理
有難うございました。
もしサイズ違いならば、SharpCapでの撮影時の設定で見逃しがあったかも。cmosカメラではoverscanを削除するかどうかの選択があり、それでサイズは数ビクセル変わります。oversacn削除無しで撮影した画像は端部で何も写っていない真っ黒な部分の事です。
WBPPでBIAS、ダーク、フラット、ライトすべて読み込んでキャリブレーションタグを開き、ライトフレームをクリックすると
「No matching Master Bias,Master Dark and Master Flat found.Light frames will be ntegrated
with out being calibrated」という警告がでます。
ライトフレームがキャリブレーションされずにインテグレーションされるということですよね。
この後CFAセッティングでモザイクパターンGRBGを指定した後アウトプットディレクトリーを指定してRUNでスタートするとWBPP
Execution monitor画面ではBias.DarkのIntegrationはsuccess Flat framesのCalibrationと
Integrationはsuccessと表示されます。しかしどうもフラット補正がされていないようなのでここの所が理解できていません。
お気づきのところがありましたらご教示ください
よろしくお願い致します