3日目、夕方の列車に乗るという皆さんとは宇奈月で別れ、一旦車を置いてある駅まで戻り高速に乗ったのは12時過ぎ、このまま高速を使えば自宅まで4時間程度で辿り
着く。けれども途中トンネルの数が半端なくしかも対面通行、それが嫌で途中富山ICで下車後ひたすらR41飛騨街道を南進。高速ができる前は日本海側と太平洋側を結
ぶ動脈。道は信号も少なく新緑に包まれた快適な道を気持ちよくドライブ。途中の高山でうまい蕎麦でも食べていこうと思っていたのですが、そういえば飛騨古川に行
ったことがないと気が付き、丁度良い機会だから寄ってみようと案内標識に従って町中へ。
「ともかくも古川町の町並みには、みごとなほど、気品と古格がある」・・・「街道を行く/司馬遼太郎」引用
飛騨古川は高山から少し富山より、古川といっても屋台の祭りと用水路に鯉が泳いでいることぐらいの乏しい知識しかない。
市役所の駐車場に車を停めて観光案内所で散策マップを貰い町中を歩いていくと用水路に泳ぐ錦鯉と白壁土蔵の建物が目に入って来る。
観光化されていないだけに、取り繕わぬ容儀や表情、あるいは人格をさえ感じさせるのである。・・・〃 引用
平日の午後とはいえ観光客は少なく、いつも混雑している高山の古い町並みと雰囲気も異なります。
静かな町並みを歩いていると和蝋燭の店(三嶋和蝋燭店)がありました。和蝋燭は西洋蝋燭とちがって火をつけると炎の揺らぎが独特で、この様を見るのが好きな
ので見つけると買っています。
店先では七代目の主人が蝋燭作りをしています。型にろうを流し込んで作るのではなく芯にロウを何度も付けながら太くしていく手作業で手間のかかる仕事とのこと。
買ったのはこちらのろうそく。

Photoshopでシネマグラフを作ってみました。
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